ジュースのお話。：Ko-Chan ページ5
Side You
授業と授業の休み時間。
私は渡辺先生と戯れていた。
『先生今日もオレンジジュースwww』
「いいじゃん美味しいんだもん。」
渡辺先生がオレンジジュースを飲んでいるのは毎度のこと。
しかも毎回違うものを飲んでいるから面白い。
『美味しそ。』
「飲む？」
『え、そんな。いいよ。』
だって、間接…
「飲みたいって言ったじゃん。遠慮しないでいいよ？」
そういってペットボトルごと渡してくる先生。
『良くないよ、先生。間接キスになるもん。』
「良いって言ってるでしょ。」
こんなにも頑固な先生は初めて見た。
『先生必死すぎ。そんなに飲んでほしいの？』
「えっいやっその…」
急に歯切れが悪くなる先生。
『ほら、内心嫌でしょ。大丈夫だって。』
「そうじゃないよ。俺、Aちゃんに飲んで欲しかっただけ。」
私に…？
「別にこのオレンジジュースを飲んでほしいんじゃなくて。Aちゃんに飲んでほしいの。」
『でも、間接k…』
「俺Aちゃんのこと好きだから嬉しいけどな、間接でもキスできるの。」
なんでこの人はこうやってサラッと言ってのけてしまうんだろう。
「もっとちゃんと伝えるはずだったのに。Aちゃん、好きだよ。」
照れくさそうに笑う笑顔が眩しい。
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星ノ瀬豹(プロフ) - 28さん» ご指摘ありがとうございます。自分的にはわかりやすいかなと思って変えてみましたが裏目に出てしまったようですね。以後変えていこうと思います。 (2022年7月17日 23時) (
レス) id: b4103a798a (このIDを非表示/違反報告)
28 - 女のセリフが『』だからじゃない？ (2022年7月11日 11時) (レス) @page8 id: 9969ec834e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星ノ瀬豹 | 作成日時：2022年7月4日 10時
