63:発砲 ページ17
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コナンちゃんはねぇだろ、と毒ずく江戸川少年。わぁーったよコナン君って呼べばいいんでしょ我儘め
にしても私意外と顔晒されてんのね、見ず知らずの人に名前と顔知られてんの何度目よ
そしてなぜかコナン君の隣でどう犯人を倒すか試行錯誤してる蘭姉ちゃん。おいおい物騒やな
『蘭ちゃんは何かやってるの？』
｢あ、空手やってます！｣
｢都大会で優勝するくらい強いんだよ！｣
『ほぇ〜すごいねぇ』
なんとこの二人、凡その流れを把握し犯行の手順、犯人の制圧を練っていた。
Aちゃんは危ないからここにいてね、と小さな声で囁いた蘭にふ〜い、と気の抜けた返事を返す。
｢蘭姉ちゃん、縄どう？｣
｢もう、少し...ちょっときつく縛られてて｣
『あ、私やろうか？』
｢は？｣
今さっき危ないから、と注意した彼女の方を見ればいつの間にか縄を外していて呑気にLINEをポチポチ打っていた。思わず携帯隠して！と小声で叫ぶ。
｢え、Aちゃん自分で解いたの？｣
『うん、麻縄って意外と簡単に解けるんよ。あ、これでいい？』
｢鶺鴒のお嬢様が麻縄簡単に解くなって...｣
『もう辞めたから関係ナッシング！無理やり解くんなら関節外すのがいいと思うよ』
｢なんのアドバイス！？｣
ひとまず縄が解けたのを良しとして制圧に向かおうとする二人にどうするのかを聞いたら蘭が銃を持ってる三人を制圧し、コナンが奥でなにやら怪しい動きをしているもう一人の仲間を抑えるらしい。
『都大会優勝とはいえ銃持ってる相手にねぇ...(あと一人いるんだけどな)』
あと一人、というのはAもまだ確信が持てないため口には出さなかったが一応警戒はしておく。
二人が一斉に飛び出した後、本当に犯人を制圧してる為、Aは呑気に席に戻ってパンケーキを食べ始めた。美味い
『うんま〜また今度来よっと』
｢あ！Aさん危ない！！！｣
『ん？』
前を向くと空手に少し耐性があったのか、覆面の一人がこちらに銃を向けていた。チッ、と舌打ちをし、持っていたナイフを投げつける。
｢ぐあァ！！｣
『人の食事の邪魔しないでくれる？』
｢テメェ！！｣
人質に紛れていた五人目の犯人が動いた。煩わしそうにナイフが当たって落ちた銃を拾い五人目の足元に発砲した。
｢..........は？｣
『黙ってれば捕まんなかったのに。次動いたら当てるからね』
くるくると銃で遊ぶ彼女に店内が唖然とする。
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しゃんぷー猫猫(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます。長い間手をつけれない状態が続きましたがゆっくり更新していきたいと思っています。今年中には必ず更新するので、それまで待っていただけたら嬉しいです。 (2020年11月27日 19時) (
レス) id: 132edadeec (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - はじめまして、鬼舞辻ちゃんのお話最初から全部見させて頂きました。とても面白かったです！此方の作品の更新はもうしないのでしょうか…？とても素敵な作品なのでもしよろしければ更新お願い致します！ (2020年11月3日 23時) (レス) id: 866cd439ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まり。 | 作成日時：2020年7月24日 1時
