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「…ごめん、体調悪い」
ぐらっ、とする視界を堪えながらコネシマにそう伝えて、夕食の席から立つ
すると、コネシマは厨房の方へ行ってからすぐに戻ってきた
水を持ってくるあたり、私の顔色で全部察してくれているのは有り難い
コネシマ
「着いてく、戻るぞ」
エーミール
「最近体調が優れないようですけど…大丈夫ですか？
明日にはしんぺい神さんも帰ってきますし、一度徹底した検査を行ってみては？
今までとは違う、突然発症のアレルギーなんてものもあり得るので…」
「…はい」
頷いて夕食の場から抜ける
コネシマが速度を合わせてくれて、隣を歩いてくれる
「ごめん、トイレ行く」
コネシマ
「…ん、入ってええか
お前、吐くやろ
水は持ってきたし」
「ん」
女性用のトイレではあるが、コネシマはお構いなし
彼らしいとは思う
一つの個室に入り、胃の中身をほぼ全て吐き出す
一応異次元ではないことが分かるのは、中身が出てくることからかもしれない
コネシマ
「お前、何食わされた」
今までの妙に急激に訪れた体調不良もそれだろうとコネシマは鋭く言った
これは勿論私への攻撃的な言葉ではない
けれど犯人を言えば直様彼はメイドへ拳を振り下ろすだろう
コネシマ
「陰湿な奴らやな…
ほんま…殺してやりたいわぁ…
拷問とか苦手やねんけど…痛めつけて死ぬほうが楽ってやつを思わせたった方がええ気がする
楽になったか？」
落ち着いた私の背を撫でながら水を手渡してくれる
「ありがと…」
水を飲み込む
…しんぺい神さんには怒られそうだなぁ
勿論元々体が弱いし、よくあるくらいの体調不良だが、頭の痛みと頻度がおかしかったから気付いた
ゾムさんの食害のおかげで味のほんの少しの違いにも気付けた
コネシマ
「……なんや」
ふと静かになったトイレにまで聞こえてきた怒声
出てみると、食事を行っているはずの向こうが騒ぎになっていた
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たぴ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！最初から最後まで推しェ……めっちゃ良かったです…個人的にもっと深めでも好k((黙れ))…次作も楽しみにしてます。これからも頑張って下さい！ (2021年4月21日 22時) (
レス) id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 最近見付けたこのお話、冒頭から世界観に引き込まれ毎回更新を楽しみにしておりました。完結おめでとうございます。これからも作品楽しみに待っております。 (2021年4月21日 13時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 推し！！！！！！しぬ！！！！！新作おめでとうございます(冷静)ほんとに好きです大好きです！！！今まで見た小説の中でもかなり好きです……これからも作者様のペースで更新頑張って下さい…！！ (2021年4月16日 23時) (レス) id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
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