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鬱
「…シッマと同じ動きしよる…」
シャオロン
「俺シッマのこと軟体動物やと思う時があんねんけど…似てるよなぁ」
鬱
「いや、シャオちゃんも大差ないで」
ガッ、と剣と剣がぶつかってギリギリ音を立てながら力の押し合いをする
正直強くても、やはり男性の力には勝てない
コネシマにも勝てない
だから…
上手いこと上半身を倒しながら足を打ち上げる
恐らく常人には動かない動かし方も…
トントン
「ッ、やんなぁ…！」
互いに攻撃が当たっている
というのも剣の柄とか膝、足などだけど
トントン
「すまんな、アヤさん
シッマの動きは俺ら、よく知ってるんよ」
ぐっ、と勢いよく足に力を込めて此方へ来たトントンさん
そう、このままの構え
シッマと同じ動きをするならば自分の体を避けながら左から脇下を狙えばいける
シッマはこれに弱い
「うん、知ってる」
これは偏見だが人間は上と下に弱い
狙ってきたそれに攻撃するのではなく
トントンさんの体に上手く手を置き、自分は上へ上がる
そのまま背を踏んで向こうへ転がり、その途中ですぐに向かう
反応が少し遅れた相手に剣を向けるが、上手く弾かれた
「…飛んじゃった」
この時、コネシマがあまりにも恍惚に満ちた笑みを浮かべているのを…数人が目撃したそうだ
体術は強い自信がある
＿＿＿
＿
トントン
「うせやん動くんそれッ、いっ、くそっ…」
「…よっ…！！」
上手く絡め、組み敷き喉に噛み付く寸前で止める
トントン
「は、ぇ…？」
チーノ
「…！終わり…！」
コネシマ
「凄いけどそんな大胆なこと許した覚えないわアホ！！！！」
トントンさんから避けようかと思って降りようとした時、コネシマが飛びついてきて、二人で地面に転がった
「シッマにしか跡程度では噛まない
敵なら噛みちぎる」
コネシマ
「…ふへ」
シャオロン
「今照れる要素あったか？」
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たぴ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！最初から最後まで推しェ……めっちゃ良かったです…個人的にもっと深めでも好k((黙れ))…次作も楽しみにしてます。これからも頑張って下さい！ (2021年4月21日 22時) (
レス) id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 最近見付けたこのお話、冒頭から世界観に引き込まれ毎回更新を楽しみにしておりました。完結おめでとうございます。これからも作品楽しみに待っております。 (2021年4月21日 13時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 推し！！！！！！しぬ！！！！！新作おめでとうございます(冷静)ほんとに好きです大好きです！！！今まで見た小説の中でもかなり好きです……これからも作者様のペースで更新頑張って下さい…！！ (2021年4月16日 23時) (レス) id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
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