烏丸京介が笑わない理由

2話 ページ4

Aside

今日、新人が玉狛支部に来るらしい。
私が本部から玉狛支部に転属したのはついこの間。
つまり、私に次ぐ新人！(｀・ω・´)

そんな冗談はさておき。

貴「京介、新人さんのこと聞いてないの？」
烏「詳しい事は聞いてないけど、3人来ると。」
貴「へ〜。」
烏「2人は中3、あとの1人は中1だったかな。」
貴「同い年♪」
烏「知るか。」
貴「酷くね！？」

真顔で言われると怖いんだよ？
京介、ポーカーフェイスだからさ。

そんなこんなで到着。玉狛支部。

貴「ただいま〜。」
烏「すっかり慣れたな。自分の家みたいだな、入り方。」
貴「いいじゃん。」
烏「悪いとは誰も言っていない。」
栞「あ、とりまるくんにAちゃん！やほー！」
貴「栞ちゃん！やほー！」
烏「宇佐美先輩、こんにちは。他は誰か居ますか？」
栞「陽太郎くらいかな。レイジさんはもうすぐ来るかな。」
烏「小南先輩と迅さんは？」
栞「迅さんは、例の新人のお迎え行ってるよ。あと30分くらいだと思うよ。小南は……わかんない！」
烏「そっすか、了解です。じゃあ、俺部屋居るんで、何かあったら呼んでください。」
栞「おっけー！」

京介はさっさと上がってしまった。

貴「ここまでの会話の中で私、完全空気だったよね。」
栞「大丈夫でしょ！笑」
貴「ねえ栞ちゃん最後の何！？」

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