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you side
…尋問部屋と言ったところかな
無機質な灰色の壁の部屋
その一角にあるベッドに寝かされた私
壁の一部はガラス張りになっており
向こう側に別の部屋が見える
まるで動物園の鑑賞される動物の気持ちだ
……いや、そんな気持ちはわからない
私からしたらただの部屋だ
部屋には監視カメラがある
私が目覚めたことが知らされている筈
それなら誰かしらここに来るだろう
私はただベッドに腰掛け
目の前のガラスの向こう側を見る
高価であろうソファとデーブルが置かれた部屋
誰が来るのだろう
先程の面接官の人だろうか
そう考えて
間もなく一人の男が入ってきた
「気分はどうだ？見目麗しいお嬢さん」
金髪に赤い双眼を持った男だった
黒縁メガネで、子供に怖がられそうな顔だ
低い声も威圧感がある
『悪くはありませんよ。国の医療機関は随分と腕が宜しいようですね…傷がほぼありません』
「だろう？この国自慢の医療チームだ」
こんなの普通である
あんな切り傷が多少出来たものを治せる能力は
この世界にはそこそこ似たような者が
多く存在するだろうし
……うむ。面倒くさい
遠回しにしている所が面倒だ
気分など聞かなくてもいいだろうに
『単刀直入に仰ってください？』
「……そうか。俺は貴方との会話を少し楽しみたかったのだがな」
『私、面倒くさいの好みません』
「うむ。なら言われた通り、単刀直入に言おう……貴方の能力について、だ」
やはりか、と思った
あのオスマンさんいった面接官は
見えなかったと言った
……だがここに連れてきた所
やはり何か策はあるらしい
私の口から聞き出す策とやらが
……そう思っていた私が馬鹿だった
「言わなくてもいい。お前の能力は【不老不死】だろう？」
『……何故？』
「俺には分かるからな」
あの面接官よりも強い能力なのだろうか
私の能力を当ててきた
分かる、その範囲はどこまでなのか
『【永久の時間を】、それが私の両親に付けられた能力名です』
「そのままだな……ふむ、傷口の治り具合や気絶なども自身でコントロール出来るのか」
『えぇ。そして、能力の発動は【永久】です。切れることは無い……私の能力者特有の代償というものは、無限の時間を生き続ける義務という枷ですね』
つい二十年前に気付いたことだった
まぁ苦しみとも思わないために
それが代償とも思わないが
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霧がかり - 突然すいません。目次のページの説明文のところ能力者だと思われます (2020年4月17日 16時) (
レス) id: 9462559efa (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 銃系統のロマンが……カッコイイ？ウホッ←……頑張りやす！！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - え!?銃詳しいの!?かっこいぃぃぃぃ!!!!!AK47の�儀芯瓦戮討澆燭蕕瓩辰気�っこええやん!!ってなった。(最初のかっこいぃぃぃぃは斬さんのことですよ)こっちの小説も更新頑張って!! (2020年3月8日 17時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» はい！！全力で頑張ります(￣^￣ゞ (2020年1月24日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 斬さん» 頑張ってください！小説もテストも(*^-^) (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 | 作成日時：2020年1月20日 23時
