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gr「お前は幹部に置いてやる。そうだな……トントンは何がいいと思う」
そこのでかい男はトントンさんというのか
トントンさんは困り顔をしながら返答した
tn「…わかった。でもなぁグルさん？ほら、一旦あいつらにも説明しよ？これ聞いとるとはいえ、彼女のこと見たことないやつがほとんど何やで？」
先程まで反対していたのに
手のひら返しをしていた
受け入れる気でいるようだった……驚き
それ程まで、このグルッペンさんは
偉いのか……偉いのか？
トントンさんよりは偉そうだけども
gr「…そうだな。分かった。よし、A。部屋から出ろ」
……いや、そんなあっさり出すんだ
私のいた部屋の扉が開き
誰かが顔を覗かせたかと思えば
os「さっきぶりやな！Aちゃん」
オスマンさんだった
にこやかに近付いてきて
そっと私の頬に触れてきた
os「ごめんなぁ？乙女の体に傷なんかつけて……」
『いえ、もう塞がってますから』
私は包帯を外し、患部を見せれば
もう何のあともなく傷口は消えている
いつも通り、皮膚があるだけ
os「おぉ！ほんまに治っとる！凄いわぁ……夢のようめう…」
私の腕を撫でながらそう言った
……何年ぶりだろうなぁ
こんなふうに人に見せて
それを笑顔で見てくれるのは
部屋から出れば
トントンさんとグルッペンさんが居た
こちらの話を聞いていたのか
グルッペンさんが私に聞いてくる
gr「傷ができると痛いのか？」
『痛いよりも状況判断の方が先に来てしまって……忘れました』
tn「痛いもんは痛いやろ？ほら、普通の人なら死ぬようなもんとか……」
『その時は仮死状態になるので結局痛くなかったりします』
少し顔を歪めるトントンさん
……気持ちは分からないけれども
はるか昔に両親も同じような顔をしていた
その時に感じたのは……哀れみ？
それも忘れたなぁ…
私は三人に連れられる
どうやら場所は地下だったようで
トントンさんが近くの壁の隠しボタンを押すと
エレベーターが現れた
五階上へ上がり
赤いカーペットの敷かれた廊下を歩くと
大きな扉のある部屋前に着いた
tn「招集はもう掛けてあるで」
gr「よし、じゃあA。覚悟はいいな？」
『はい』
覚悟という懐かしい響き
それを思い出そうと思ったが
オスマンさんに背を押され
私は三人と共に部屋の中へと入った
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霧がかり - 突然すいません。目次のページの説明文のところ能力者だと思われます (2020年4月17日 16時) (
レス) id: 9462559efa (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 銃系統のロマンが……カッコイイ？ウホッ←……頑張りやす！！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - え!?銃詳しいの!?かっこいぃぃぃぃ!!!!!AK47の�儀芯瓦戮討澆燭蕕瓩辰気�っこええやん!!ってなった。(最初のかっこいぃぃぃぃは斬さんのことですよ)こっちの小説も更新頑張って!! (2020年3月8日 17時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» はい！！全力で頑張ります(￣^￣ゞ (2020年1月24日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 斬さん» 頑張ってください！小説もテストも(*^-^) (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 | 作成日時：2020年1月20日 23時
