私の人生、∞の記憶 (ページ17)

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メンバーの優しさページ17

私が泣いてる時も皆んなは黙ったまま。

なんで黙ってんの。

私がギリギリまで言わへんかったから怒ってんの？

皆んな壁を見たり床を見たり。

なんでコッチ見てくれへんの？

「こっち見て？」

……それでも見てくれへん。

「こっち見てって！！！！ゲホッケホッ…」

安「ちょ、大きい声出したらあかんって」

私の背中をさすりながらそう言う章ちゃん。

やっと皆んなこっち向いてくれた。

「私は、明日には入院する。
皆んなとしばらく仕事できへんの。…ううん、しばらくじゃないかも。永遠にできないかもしれん。
でもな、私はもっと皆んなと一緒に居たい。
これからもずっと関ジャニ∞として活動していきたい。
ライブも今回で終わりになんか絶対させへん。
だって、あの景色をもう一度見たいから。
大好きな7人と一緒に…8人で。」

また沈黙が続いた。

でもそれを破ったのは、今度は私じゃなく、

最年長のお兄ちゃんやった。

横「俺も今回が終わりになんてさせたくない。こっから20年目目指して俺たち頑張って行くんやん？
それは、Aがいる関ジャニ∞での20年目。
5年生きられへん？じゃあまず15年目目指して頑張ろうや。次が20年、30年～爺さん婆さんになるまでやろう！」

渋「ジジイババアになるまで踊るの嫌やわぁw」

大「流石にゆっくりしたいよなぁw」

丸「えー！素敵やないですか～！」

さっきよりかは表情が柔らかくなって話始めたメンバー。

流石お兄ちゃんやなぁ…凄いな、

でも、爺ちゃん婆ちゃんになるまでやれたら凄いなぁwwwそれええなぁw

「……ふふ、素敵なことやね！」

私がそう笑うと、

『せやろ～』と祐ちゃんも笑って、

皆んなが笑ってくれた。

「私さ皆んなのために生きる。辛い時救ってくれたのはいつも皆んなだから。eighterとeightのために。
でも、力を貸してくれないと、私一人じゃ勝てない。生きれない。今回も…助けてくれる？」

流れてしまいそうな程目に涙が溜まってるのがわかる。

でも流さない。流したくない。

泣いてお願いなんてしたくなかった。

すると、皆んなはそれぞれ顔を見合わせた後、

私の体をぎゅっと包んだ。

横「当たり前やん」

渋「怖いものなんて何もない」

村「俺たちがいつでも守ったる」

丸「寂しい思いもさせへんよ！」

安「ずっと力合わせて頑張ってきたやん？」

錦「側にあったるから。」

大「何も心配せんと一緒に頑張ろう」

「……っ…」

堪えられずに涙が溢れた。