運命論者の悲しみ 二 ページ8
……マジか
『大丈夫ですか、広津さん』
広「A……さん、腕を……」
そう言ってよろよろと立ち上がる広津さん
『重症ですねぇ……ふふふ』
立「姉さん……顔が怖えよ」
『……仕方がないでしょう。仲間を傷つけられたのですから。僕、一寸殺ってきます』
そう言って鎌を構えれば誰かの悲鳴が聞こえた
『どうかしましたか？』
広「……本気ですか？」
『ええ……首領に許可を頂き、探偵社をぶっ壊してから治します』
そう言ってふと考える
『いや……違いますね。面白い事をしましょう』
そう言って黒服の人に鎌を投げ渡す
立「何をするつもりだ？」
『大丈夫です。僕の素顔はポートマフィア以外知りません』
そう言って探偵社の戸を叩く
開いた扉から腕が伸び僕の腕を掴んだので自分の腕を捻り逆に相手の手を掴みナイフを首元にかざす
避けられ体制が後ろになったので後ろに回りナイフを首に置く
国「く……」
『あ、すみません』
そう言って離すと思いっきり睨まれる
与「おや！Aじゃないか。久しいねぇ」
そう言われてニッコリと笑う
『お久しぶりです。与謝野さん』
国「お知り合いですか？」
与「ああ、医者仲間だよ。よく話してたけど最近お互い忙しくてねェ」
『いや〜急に腕を掴まれたので驚きました』
これは事実である
実は勝手に体が動いた
与「ああ、丁度いい、一寸建物を直してくれないか？」
そう言われて頷く
勿論それが目的だ
手を床にかざすと何処からか光で作られた様な兎が周りを跳ね
あっという間に直った
与「すまないねェ他人の事情なのに」
『いえいえ、これくらいお手の物ですよ。あ、そうだ、さっき黒いスーツを着た人にこれを渡せって言われて来たんですよ』
そう言って手紙を与謝野さんに渡す
『確かに渡したので今日はこれで。またご連絡ください』
与「ああ」
そう言って外に出た
……これで、恐らく大丈夫だ
数日の間に与謝野さんと人虎くんが電車に乗る
それを仕向ける為のチケット、クーポン
勿論本物である
期限はギリギリ
これであの姐さんお気に入りの鏡花という異能力者と梶井さんに作戦を任せてそのまま……
うん、いける
そう思い広津さんに肩を貸し黒蜥蜴の三人を車に乗せた
早く首領に伝えておこう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 435人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リュカ(プロフ) - セイレーンさん» ふふふ、助手決定です！いや〜私も嬉しいものです！次回作も楽しんでくださいね！待ってます！崇めるなんてそんな大袈裟な……崇めるんじゃなくて、その……また感想くださいね！いつもそのコメントに励まされてるのでこっちが拝みたいです！ (2019年5月1日 22時) (
レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
セイレーン - ああ〜国木田さん！分かりました。分かりましたから〜！！ いやー、武者君助手決定！イェー！然も、黒の時代まで…リュカさんは神様ですか？崇めて良いですか？ (2019年5月1日 21時) (レス) id: 217a6ebd89 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - セイレーンさん» そうなんですね！少ないのですね……テストですか……頑張ってくださいね！出ないと国木田さんが……国「計画通りにしなかったら後悔するぞ」あ、来てましたね (2019年5月1日 20時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
セイレーン - えっと、一年は8人です。小中一貫校なので…一番多くて小3、15人ですね。小1なんて3人ですよ…あ、私中学です…もうすぐ修学旅行行くんですけど、次の週はテスト…明日からテス勉です。計画立ててあるので。計画通りやんないと、国木田さんに怒られちゃいますからね！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 217a6ebd89 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - セイレーンさん» ですね、書いてて結構気に入ってます。多いでしょうか……でも六人って一学年もそれくらいですか？ (2019年5月1日 19時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リュカ
| 作成日時：2019年4月19日 21時
