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彼女には向かない職業 ページ18

ゆっくり瞼を開ける

今では家の様に思う、ポートマフィアの医務室だった

ゆっくり顔を動かすとカーテンの向こうに人影が三人分写っている

中「手前を庇う為にAがこんな風になったんだぞ!!」

紅「中也、言い過ぎじゃ。娘に罪はない」

樋「私は…………」

「樋口さん、首領がお呼びです」

全てを察して起き上がろうとすると痛くて声が出た

紅「A!大丈夫かえ?私の願いのせいでこんな目に合わせて、鏡花に酷い事を言う羽目になって済まなかった」

『大丈夫ですよ……でも、なんでそれを?』

そういえば中也くんがカーテンの向こうから

中「俺は手前の護衛だ……隠すべきだが、手前に盗聴器を仕掛けている。危険があったら直ぐに行く為に」

それで知っていたのか……

『僕、なんだか変なんですよ。心にぽっかり穴が空いたみたい』

そういえば紅葉姐さんが少し迷いながら

紅「それは鏡花を失った“悲しみ”じゃ」

そういった

じゃあ、この感情知っている

何度も何回も感じた事があった

『そうだ、樋口ちゃんは!?』

中「彼奴は首領に呼び出された。多分……」

その間で察した

僕が失敗したからもしかしたら……

紅「にしても中也は言い過ぎじゃ。幾らAが大切だからと……」

中「……ちげぇし」

『……中也くん、僕を連れて行って。お願い』

そういえば少し考えた後僕の体を横抱きし

中「手前のお願いは絶対だからな……捕まっとけ」

そう言って連れて行ってくれる

中「おい姐さん!写真撮るな!」

『……姐さん……』

紅「いや、すまんのう」

絶対思ってないと思いながらしっかり中也くんに捕まって

『じゃあ、首領室までよろしく』

中「ああ」

そう言って歩き出した

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リュカ(プロフ) - セイレーンさん» ふふふ、助手決定です!いや〜私も嬉しいものです!次回作も楽しんでくださいね!待ってます!崇めるなんてそんな大袈裟な……崇めるんじゃなくて、その……また感想くださいね!いつもそのコメントに励まされてるのでこっちが拝みたいです! (2019年5月1日 22時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
セイレーン - ああ〜国木田さん!分かりました。分かりましたから〜!! いやー、武者君助手決定!イェー!然も、黒の時代まで…リュカさんは神様ですか?崇めて良いですか? (2019年5月1日 21時) (レス) id: 217a6ebd89 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - セイレーンさん» そうなんですね!少ないのですね……テストですか……頑張ってくださいね!出ないと国木田さんが……国「計画通りにしなかったら後悔するぞ」あ、来てましたね (2019年5月1日 20時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
セイレーン - えっと、一年は8人です。小中一貫校なので…一番多くて小3、15人ですね。小1なんて3人ですよ…あ、私中学です…もうすぐ修学旅行行くんですけど、次の週はテスト…明日からテス勉です。計画立ててあるので。計画通りやんないと、国木田さんに怒られちゃいますからね! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 217a6ebd89 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - セイレーンさん» ですね、書いてて結構気に入ってます。多いでしょうか……でも六人って一学年もそれくらいですか? (2019年5月1日 19時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュカ | 作成日時:2019年4月19日 21時

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