文スト中也さん成り代わり！?(゜ﾛ゜;ﾉ）ﾉ４

番外編11肆 ページ31

紅葉さんは、鴎外さんをバッシン！バッシン！と未だに叩いておりました。

｢ふざけて、ご免なさい‼｣

｢(ヒュッ！)次は、金色夜叉じゃ。覚悟せい｣

｢はい(gkbr)｣

｢それで何故、半年も掛かるのじゃ｣

｢(もう、疑問符がついてない)太宰君が建てた作戦じゃ無いからです｣

｢通りで、Aが行くのを渋っていた訳じゃな。つい最近、敦が幹部に成るときに下ろされた奴の作戦じゃのう｣

紅葉さんが、机の上に在る書類を見ながら言いました。

｢太宰の方が無駄がない。それに、一月で終わらせられるの。はあー、逆怨みの類かえ？｣

｢そうだよ。それで、A君が渋っていたとは？｣

｢ふふ、云っておったのじゃ。踊るなら、太宰と一緒に踊りたい、とな｣

｢其は其は、可愛いことを云うね｣

｢そうじゃろ？でも、やらぬぞ｣

｢残念だ。おや、もう行くのかい｣

｢うむ、敦のプレゼントを用意しなければな｣

｢そうかい｣

｢そうじゃ、そうじゃ忘れる処じゃった。次ふざけたら金色夜叉で、斬るからの｣

｢イエッサー‼｣

鴎外さんは、叫ぶ行き善いで云いました。

戻って、谷崎兄妹

谷崎君とナオミちゃんは、洋服売り場にいました。

｢ねえ兄様、此なんか敦さんにぴったりではなくって？｣

｢お、良いね。敦君にぴったりだ。色は、それだけかな？｣

｢二種類しか在りませんわ｣

｢なら、此方の方が良いよね？｣

｢そうですね。後、あっちも｣

｢はいはい、引っ張らないで｣

二人して、何かを選んでいました。

その頃の敦と芥川は

食品コーナーで、夕飯の買い物をしていました。

｢今日の夕飯は何にする？｣

｢明日の弁当のおかずになるものでも良いだろう｣

｢何か投げ遣りな答えが返ってきた。んーあ、チキンカツはどうかな？｣

｢なら、肉じゃがも｣

｢はいはい。りゅー、手伝ってよ？｣

｢判っている。工程と火の番位しかできないが……｣

｢龍は味付け、ド下手だもんね。それでも良いの｣

｢判った――――｣

ほのぼのな買い物を其々終え、四人は集合場所に集まりました。

｢敦君/さんお誕生日おめでとう/ございますわ｣

｢……Σ(Дﾟ;/)/あ、今日は僕の誕生日か⁉潤君、ナオミちゃんありがとう｣

｢良かったな、敦｣

｢うん！｣

｢ふふ、どういたしまして。帰ったら見てくださいね？｣

｢判った｣

こうして、四人は帰路につきました。

時間を少し戻って本部では

三人が帰路に着こうとしていました。

｢三人ともちっと待つのじゃ｣

｢どうしたの｣

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