文スト中也さん成り代わり！?(゜ﾛ゜;ﾉ）ﾉ４

番外編10陸 ページ23

姐さんと鏡花からは、着物と羽織を貰った。袴は紺色、長着は杜若色で模様は無し。羽織は、濃い赤紫色で牡丹と薔薇の模様が描いてあった。

｢姐さん、鏡花有難う(*⌒∇⌒*)｣

｢私とエリスちゃんからは、GWの三連休にお休みをあげるよ。敦君にとっては、一寸早めのプレゼントね｣

｢｢有難うございます！｣｣

｢それじゃ、ケーキを食べますか｣

そう言うと皆、笑顔になった。切り分けは、銀が遣るらしい。あ、そういえば――――

｢(ポソ)A、私からは後で渡すよ｣

｢(ポソ)判った｣

そうして、皆にわいわい祝って貰った。首領とエリス嬢、姐さんは夕方になると帰っていった。そのあとは、太宰、芥川兄妹と一緒に過ごした。

Aの部屋にて

Aがベットに座り、その背後から抱き締めるように太宰さんが座っています。

｢A〜はい、これ私から｣

｢ありがと。開けて良いか？｣

｢どうぞ｣

｢これは、チャーム？｣

｢うん、何時もチョーカーしてるでしょ？見ていて何か首もとが寂しいなって思ってそれにしたのだよ｣

｢何だよそれ。……何でクロス？それに真ん中にある宝石は｣

｢ん〜似合いそうだから。宝石は誕生石だよ。名前はダイアモンド。意味は清浄無垢。Aにぴったりだね｣

｢そうか？……なぁ太宰、着けて？｣

｢うん、良いよ……矢っ張り、よく似合うよ｣

｢太宰、有難う。大切にするな｣

こんな、幸せな気持ちになったのは、何年ぶりだろうか？嗚呼、忘れることのない誕生日になった。また、来年もなんて、些か欲張り過ぎるかな？

あとがき
中也さん、お誕生日おめでとうございます！
今回は、区切りが良いところだったので誕生日ネタをぶっ混みました。敦君も遣れたらやりたいと思います。
太宰さんとAは付き合っていません。Aは無自覚に太宰さんとイチャイチャするだけです！

本編も楽しみに待っていて下さいね。舞ってっても良いですよ♪

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