第35話参 ページ15
警備員さんは、判事の部屋を教えてくれました。
「だが一応清掃業務の許可証を見せて――――あれ?」
警備員さんが桔梗の方を向くと、桔梗は先へ進んだ後でした。
桔梗は、判事の部屋に着きましたが、入口には暗号錠(コードじょう)がありました。
桔梗は一寸悩んで、配電室の方を見ました。そして、配電室に入り電気のブレイカーに、スタンガンを飛ばして、一時的に停電を引き起こしました。
桔梗が配電室を出たとき、ちょうど警備員さんに遭遇しました。警備員さんは、驚いて声をあげました。桔梗は、警備員さんが警棒を取り出す前に、スタンガンを当て気絶させました。
そして、判事さんの部屋に行き善い善く入っりました。判事さんはいきなりの事で驚き、桔梗は判事さんに気付かずスタンガンを当て気絶させてしまいました。
その後、めっちゃ怒られた。
人気が無い広場にて
桔梗は、ベンチに座っています。心なしか、落ち込んでいます。
「はい」
雪奈がクレープを渡しました。
「大変だったわね。判事さんには社長が話を付けてくれたわ。御友人なんですって。それにしても、吃驚したわ。桔梗に暗殺者の才が…………あ」
もうこれ以上、一人だって殺したくない
「……ご免なさい」
「停電するまでは良かったのに……」
「(それは、アリなんだ)…ねえ、覚えてる?暗殺教室」
「うん、覚えてるよ。それがどうしたの?」
「…渚はさ、暗殺者の才能があったけど、教師に成ったじゃない?だから、才能がーとか裏のーとか、堅気だとか関係ないと思うのよ。一番は、自分の志しだと私は思ってるわ」
「志し……夜叉に頼っても良いのかな?」
桔梗は不安げな顔で雪奈をちらりと見て云いました。そして、携帯を握り締めます。
「良いんじゃない?自分の異能なんだから、向き合わないと。(私も向き合わないといけないし)そういえば携帯、捨ててなかったのね」
「うん……とても、大切なものだから」
「そっか。一応、業者に指示式(プログラム)を変えて貰ったから、暫くは時間が稼げると思うけど。いっそのこと、機種変する?」
「機種変は、お金がかかるよ。それに、私達未成年だし、安月給」
「あー書類やらがめんどいパターンに陥るのか」
その時、桔梗の携帯が鳴り出しました。二人は驚いて固まってしまいました。すると女性の声が聞こえました。
『(ピ)夜叉白雪よ。桔梗に近寄り、日の光を見せた愚か者に罰を与えよ』
次の瞬間雪奈は白雪に刺され崩れ落ちました。
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香蓮(プロフ) - 時雨さん» 返信が遅れ、すみません。鬼灯様は私も読んでいるので、ぶっ混んで見ました。有難うございます。此からも宜しくお願いします! (2017年10月20日 23時) (レス) id: cd4a112f1d (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 鬼灯ネタああああああっ!面白いです(*´-`)頑張ってください! (2017年6月18日 22時) (レス) id: 0b0c816585 (このIDを非表示/違反報告)
香蓮(プロフ) - 遊兎さん» 有難う御座います!更新頑張りますね。楽しみに待ってってください。 (2017年5月22日 21時) (レス) id: 622d8c59e3 (このIDを非表示/違反報告)
遊兎 - 面白かったです!!一気読みしちゃいました(*^^*)更新頑張って下さい!楽しみに待ってます(*´ω`*) (2017年5月22日 21時) (レス) id: 214e30e491 (このIDを非表示/違反報告)
香蓮(プロフ) - 三波葵さん» 有難う御座います。楽しみに待ってってください。うちの芥川は、原作よりちょびっと、丸くなっているので、そう思って頂けて嬉しいです。 (2017年5月20日 18時) (レス) id: 622d8c59e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:香蓮 | 作者ホームページ:http://霧屋蘭斗、霧屋2016
作成日時:2017年4月1日 1時