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『谷垣、怪我はないか？痛むところはないか？』
サムルはおりの中に入れられた谷垣に声を掛けた
谷「平気だ
サムル達を巻き込んで申し訳ない…」
『気にするな』
ア「サムル」
向こう側で話していたアシリパと杉元がこちらにやってくる
『なんだ？』
ア「私たち二人で姉畑を探しにいく、
サムルはここで谷垣を守ってくれ」
『わかった、二人とも気をつけていけよ』
杉「サムルさんぎゅーってして〜」
ア「私も！」
『はいはい』ｷﾞｭｯ
二人を力一杯抱き締めた
そして二人を見送った後、尾形のところに向かう
『尾形、これからどうする』
尾「どうするも何も、ここでおとなしく待ってるわけにはいかん
こっそりと逃げるぞ」
『そうだな
なら、私がキラウシと話してる間におりを壊して谷垣を逃がせ
出来たら私に合図を送れ』
尾「あぁ」
サムルはキラウシ達の元へ向かう
『キラウシ』
皆が声のする方をいっせいに見る
「ん？おまえサムルか！」
「ほんとだ、大きくなったぁー！」
「また一段と綺麗になって」
『皆久しぶりだな、元気で良かった』
その間に尾形は谷垣に説明をし、おりを壊し始める
キラ「ところでどうしたんだ？」
『いや、久しぶりに会ったんだ
話でもどうかなと思ってな』
キラ「ハハッ、そうか
親父さん達は元気か？」
『いや、
父と母はとっくの昔にﾀﾋんだ』
キラ「そうか…悪い」
『いや、気にしてない』
キラ「だが、お前の親父さんはほんとに漢らしい人だったよ」
『母の前ではデレデレだったがな』
キラ「確かに」
二人は楽しそうに話し出す
そのようすを見ていた尾形と谷垣は
尾「(なんであんなに仲がいいんだ……)」
谷「(あの男はサムルのなんなんだ…？)」
嫉妬してした
サムルは尾形の方を横目で見る
それに気づいた尾形は首をたてに振った
『そろそろ谷垣のところに行ってくるよ、怪我していたら大変だ』
キラ「気をつけろよ」
『うまくできたか』
尾「あぁ、後は俺の身代わりを作って逃げるだけだ」
『よし、早速作ろう』
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睡眠煎餅(プロフ) - 推し尊いさん» 戻ってきている事にしています！説明不足ですみません！ (2022年2月26日 21時) (
レス) @page38 id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い(プロフ) - あの、37ページに造反組の名前があるんですけど、造反組が助かったことを中尉が知っているってことは三人は師団に戻って来たんですか？ (2022年2月26日 19時) (レス) @page38 id: 83b850b061 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - のりまきさん» 返信遅くなりすみません！！応援ありがとうございます！ (2021年8月14日 22時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
のりまき - 尾形が変態に、、、主人公すごい、、、 面白いです！更新頑張って下さい！ (2021年8月2日 0時) (レス) id: b9004baca3 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - gergerpaさん» それは光栄です！頑張って更新していきます！！ (2020年9月20日 19時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡眠煎餅 | 作成日時：2020年9月20日 15時
