裕翔side ページ19
湊もする気ないって言ってる。
このままじゃ、死んじゃうよ……
湊が……
玄武「おい、湊。考え直してくれよ」
湊「楓もする気ないみたいだし。」
海良「だけどよ……」
榎「湊、勝手にすれば？みんなは、湊に
生きていてほしいんだよ。」
湊「でもさ……。」
裕翔「俺は、湊に生きていてほしい。
湊が死ぬのを目の前で見るなんて嫌だ。
絶対に嫌だ。」
湊「裕翔……ゴメン」
裕翔「湊………」
慧「先生来ないね、いつもならこの時間
に教室に来るのにさ」
雄也「確かにそうだね」
ガタガタガタ
裕翔「な、何！？」
大きな揺れ…窓が全開に空いてる。
まさか！？
大貴「ふぅ〜〜揺れおさまったね」
裕翔「湊と楓は…？」
慧「まさか！？」
伊野ちゃんが窓下を見る
慧「……！？湊…楓…」
俺も急いで下を見た。すると…
全身血だらけの、楓と湊がいた。
「「うわぁぁぁ/キャアアア」」
侑李「嘘でしょ……」
芽吹「楓…！嫌だよ楓！！！」
麗美「いや、楓！！！！」
玄武「おい！湊！！」
榎「ねぇ、ドッキリとかじゃないの？
ねぇ！？湊、湊！！」
《ﾌﾞﾁｯ…ﾌﾞﾂｯ……》
王様〔皆様こんにちは！どうですか？
目の前で死んだ仲間の姿！アハハハ〕
裕翔「どうして……？」
圭人「どうしてこんなことを…」
王様〔白銀湊と内山楓は命令を放棄し
１時間３０分以内に命令を実行できな
かったため、転落の刑に証しました〕
慧「いつもこの時間に来る藤ヶ谷先生。
今日来てないけど」
王様〔あぁ、あの先生ですか。こっちの
仲間にしましたよﾆﾔ〕
ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ
紫音「嘘！？」
雄幾「藤ヶ谷先生……」
王様〔もうじき来るはずです〕
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
太輔「皆さん何してるんですか？？
英語の授業を始めますよ」
いつも通りの先生だ……
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