隣の席の知らない人と帽子の彼【文豪ストレイドッグス】

誕生日 ページ4

昨日は中也と会った。







そこで衝撃の事実を知る事になる。









昨日の夜







「え！?」

「だから...明日は太宰の誕生日だ
何回云ったらわかるんだァ？？」

「何も買ってないし...
どうしよう...」

「そんなんいいだろ」

「嫌だ！」







中也と喧嘩しながら
話は進んでいく。




「はァ...
早くしないと店も終わっちまうし早く行くぞ」

「中也！！
有り難う！」









こうして私達は太宰さんの誕生日プレゼントを買いに行くことになった。





中也の車での移動中
私は太宰さんの誕生日プレゼントを考えていた。



何にしようか。








私は最近太宰さんと出会ったので
好物などが分からない...。

中也に聞いてみるか。









「ねえ
太宰さんって何が好きなのかなあ」

「俺が知るかよ」

「えー...」




明らかに知っていそうだが
どうなんだろうか





本当に分からない...。







どうしようか





「教えてよ」

「彼奴は自 殺が好きだ」

「...は？」

「心中誘ってみたらどうだ？」




中也は頭が可笑しくなったのだろうか。






何云っているのだろうか









「まじですか」

「まじだ」









解決してない。



本当にどうしようか









「まあ
Aが渡した物なら全部喜ぶだろ」

「そうかな」

「ああ」







結局何も決まらず
お店に到着。




中也は


外で待ってる


と云ったので
今は1人だ。









「何がいいかな
ん...？？」




そこにある物は




グラス








とてもお洒落なグラス









「太宰さんはお酒飲むのかな」









中也に聞くとどうやら飲めるらしいので
このグラスを買う事に決めた









外に出ると中也が


「思ったより早かったな」

と
とても格好良く待っていた。


「すぐ決まったからね
有り難う」




その後は
家まで送ってもらい
中也とは別れた。

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