♪第50話♪ 貴女SIDE ページ10
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また、メール着信の音楽が響き渡った。
快斗からのメールだと90%以上確信し、すぐに携帯を開ける。
貴「・・・・・・ハァァァァァ!!??」
ついさっき着たメールには、
〈んじゃあさ、そのまま家に居といて! 今からお前んちに向かうから!〉…との文章。
間違いなく快斗からで、その快斗が、今からウチに来る?
貴「・・・ヤバすぎでしょ・・・」
ちょっと固まって、出てきた言葉がコレ。
まさか、さっき考えたことがマジになるなんて・・・
だいたい、快斗が私の家に来るんでしょ。 そもそも快斗は、私の家知ってるの?
ていうか、部屋大丈夫かな…
貴「ハァ〜・・・・・・」
もうため息しかでない・・・
頭の中が、快斗のことで占めすぎている。もうクラクラしてきた・・・
コンコン
そんな風になっていると、部屋のベランダの方からノックの音が聞こえた。
まさか…と思い、そっちのほうを見てみると・・・
・
キ「ニヤッ」 ……キッd…快斗が、ニヤつきながらこっちを見ていた。
言い直したのは、表情は快斗そのものなんだが、カッコがキッドだったからである。
貴「・・・ハァ・・・」 もう呆れるしかない。
キ「よっ! とにかく、早くコレ開けてくんね?」
ガラス越しに、おそらく窓の鍵を指しながら、言ってきた。
貴「はーい…」
そのままにしとくのも何だし、もし誰かに見つかったらマズいから、鍵を開けにいった。 ガチャ
キ「サンキュー」 そして、開けたと同時に入ってくる。
貴「・・・しっかし、まさか―――」 目の前の人物を改めて見ながら、
貴「キッドのカッコで、ハンググライダーでやってくるとはね………」ポツリと呟く。
快斗は、ハンググライダーで、私の部屋のベランダまでやってきたのだ。…キッドのカッコで。
もし見つかったらどうすんのよ…と付け足しながら、床に座る。
キ「だいじょーぶだって!…多分。」
快斗もそう言いつつ、私の目の前の場所に立つ。
貴「多分って・・・」
快「まあそれよりも、“快斗”に戻らせてくんねーか?
やっぱキッドのカッコは何かと堅苦しくてよー・・・」 ポム☆
そう言うとさっそく、ポム☆という音が鳴った。
おそらく、キッドのカッコから“本当の快斗”の姿になったんだなと考える。
…そういえば、こうしてお互い本当の姿で対面するのは、初めてだな…と思いつつ、
目の前に立っている快斗の顔を見上げると・・・・・・
ラッキーアイテム
漆黒の星<ブラック・スター>
ラッキー“まじっく快斗”キャラクター
黒羽快斗
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ミジンコのかたまり/怪盗DARK - すごい面白かったです!一気に読んでしまった。。。。。 (2019年1月31日 21時) (レス) id: b3c78b6606 (このIDを非表示/違反報告)
しろクロ - 凄く面白かったです! コメ短くてすみません… (2017年4月23日 14時) (レス) id: 7a2726421b (このIDを非表示/違反報告)
わかば - すごくおもしろいです! もう少し間をあけると読みやすくていいと思います! (2016年4月29日 8時) (レス) id: ea6c606eea (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - 更新頑張って下さい!! 凄く面白いです^^ (2016年2月21日 12時) (レス) id: f2d2dcc9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ラルカ(プロフ) - 名探偵コナンLOVEさん» ああ、あれはかなり自信作ですからね…(笑) 良ければ、そっちの方で感想とかよろしくお願いします(笑) ありがとうございます! (2014年6月1日 15時) (レス) id: 9199796834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラルカ | 作成日時:2012年10月28日 14時