♪第73話♪ 貴女SIDE ページ37
キ「やーっぱ来ちゃったか…名探偵。」
ハァとため息混じりに、隣でそうつぶやいている快斗。
キ「・・・大丈夫か?」
すると心配そうな声で聞いてきた。
多分、私が幼馴染である新一を、敵として戦うのが大丈夫か、ということだろう。
でも、私はもうちゃんと決意してる。
リ「もちろん、大丈夫だよ。(微笑)」
キ「――っ/////」
リ「えーっと今の状況…ね。」
もう一度盗聴器に耳をすませ、聞こえてくる声を頭の中で整理する。
リ「まずは悪元財閥の当主は、社長室でそうとうイラつきながら待機してるみたい。
他は――あーそうそう、警備員の数は、だいたい500人ぐらいみたいだってさ。」
キ「…500人!?そんだけの人が、宝石の周りに固まってんのか!?」
リ「あはは…そうみたい。中森警部が呆れるのも、分かる気がする…」
キ「だな。あーそういや、m」『予告時刻まで、あと20分だ!!!気を引き締めろー!!!!!』
リ「うっさっ!」
快斗が何か言おうとしてたとき、イヤホンからすさまじく大きい声が聞こえた。
もう耳が…やばい、鼓膜潰れそう。ていうか潰れたかも。
ちょっと警部に
キ「…すげぇ…ここまで声聞こえてきたぜ…」
リ「感心すんなよ…」
よかった、鼓膜は潰れてないみたいだ。でもまだキーンてなってる…あのヘボめ…
キ「ご愁傷様。んで、名探偵はどうしてる?」
リ「新一…は、もう中森警部の周りにはいないみたい。声が聞こえないわ。」
何とか気を取り直し、もう一度盗聴器に集中する。
さっきから聞こえてくるのは、相変わらずうるさい警部の声と、
その他警察の人っぽいのが警部に報告をしている声…ぐらい。
リ「あ…もしかしたら、
キ「そーいや、一度読められたことあったっけ…そろそろ行くか。変装はどうだ?」
実は、会話している間にちゃっかり変装してたりする。
ちょうど仕上げが終わったとこだ。
リ「よし、終わった。」
快斗も変装が終わったぽく、顔を見るともう誰か知らない人になっていた。
服装も、いつものあの服ではなく、あらかじめ調べておいた警備員の服に変わっている。私も。
キ「よし――コホン では、警備に戻りましょうか。」
リ「コホン…はい。そうですね。」
そして声も変え、もう全く別人になった。
ガチャ____
そんな中、私たちは屋上を後にした______________
ラッキーアイテム
漆黒の星<ブラック・スター>
ラッキー“まじっく快斗”キャラクター
黒羽快斗
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ミジンコのかたまり/怪盗DARK - すごい面白かったです!一気に読んでしまった。。。。。 (2019年1月31日 21時) (レス) id: b3c78b6606 (このIDを非表示/違反報告)
しろクロ - 凄く面白かったです! コメ短くてすみません… (2017年4月23日 14時) (レス) id: 7a2726421b (このIDを非表示/違反報告)
わかば - すごくおもしろいです! もう少し間をあけると読みやすくていいと思います! (2016年4月29日 8時) (レス) id: ea6c606eea (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - 更新頑張って下さい!! 凄く面白いです^^ (2016年2月21日 12時) (レス) id: f2d2dcc9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ラルカ(プロフ) - 名探偵コナンLOVEさん» ああ、あれはかなり自信作ですからね…(笑) 良ければ、そっちの方で感想とかよろしくお願いします(笑) ありがとうございます! (2014年6月1日 15時) (レス) id: 9199796834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラルカ | 作成日時:2012年10月28日 14時