♪第60話♪ 快斗SIDE ページ22
一方快斗は。
そしてオレは、Aとご飯を食べ、そのまま別れて、帰路についた。
途中、警視庁へ寄るのを忘れかけて、慌てて引き返したのは別の話で。←
とにかく、こうしてオレの家に到着。
ハンググライダーをしまって普通の姿に戻り、ベッドにダイブする。
快「はー…やっと終わった……きょー、長すぎだろ〜。」
快「…………A…か。」
寝転がったまま、窓から夜空を見上げてつぶやいた。
あいつのことを考えると、鼓動が変に早くなって、顔が赤くなる。
そして……他の女子…もちろん青子にもないこの感情………いったいなんだろうか・・・
目をつぶりながら、考えてると―――
・
“―――快斗。[好き]っていうのは、胸がドキドキして、顔が勝手に赤くなって、
相手をもっと見たい…とか、そう思って自分が自分でなくなる…そんな感じになることよ。
…快斗、やっぱり貴方は――――――。”
・
バタッ
いつだっただろうか・・・おふくろに言われた言葉が頭に響き渡った。
オレは勢いよく起き上がり、目を見開く。
・
快「胸がドキドキして…顔が勝手に赤くなって…そして……自分が自分でなくなる・・・?」
思い出した言葉を、復唱する・・・そして、オレの中にできた言葉――――
・
・
・
・
・
快「オレは………Aのことが、好きなのか・・・・・・?」
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・
・
・
あまりにも、おふくろが言っていた言葉が、今のオレの現状にピッタリ当てはまる。
ポツリと…でも、はっきりと自分に分かるようにつぶやいたら、
あまりにも違和感なく、オレの心に収まった。
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・
・
快「ハッ…否定できねーや・・・。 そっか…そっか〜……
…オレは、Aのことが・・・好きなんだ・・・////////」
これ以上もないぐらい顔が赤くなったのを感じた。
でも・・・自分の気持ちが、今はっきりと分かった。
・
・
・
オ レ は A の こ と が 好 き だ。
・
・
・
この気持ちに、嘘はつけない。
…でも、この気持ちはまだ伝えることができない。
予告状を出した今…特に今回は大事な仕事。
それをこんな気持ちで、行うことなどできない。
・
だから―――オレたちのデビュー戦が終わった後…Aに告白しよう。
・
・
オレは、夜空に向かってそう誓った。
今は、自分の気持ちを抑え込むしかないけど―――
絶対に・・・デビュー戦を成功させて、Aに告白しよう…と。
ラッキーアイテム
漆黒の星<ブラック・スター>
ラッキー“まじっく快斗”キャラクター
黒羽快斗
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ミジンコのかたまり/怪盗DARK - すごい面白かったです!一気に読んでしまった。。。。。 (2019年1月31日 21時) (レス) id: b3c78b6606 (このIDを非表示/違反報告)
しろクロ - 凄く面白かったです! コメ短くてすみません… (2017年4月23日 14時) (レス) id: 7a2726421b (このIDを非表示/違反報告)
わかば - すごくおもしろいです! もう少し間をあけると読みやすくていいと思います! (2016年4月29日 8時) (レス) id: ea6c606eea (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - 更新頑張って下さい!! 凄く面白いです^^ (2016年2月21日 12時) (レス) id: f2d2dcc9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ラルカ(プロフ) - 名探偵コナンLOVEさん» ああ、あれはかなり自信作ですからね…(笑) 良ければ、そっちの方で感想とかよろしくお願いします(笑) ありがとうございます! (2014年6月1日 15時) (レス) id: 9199796834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラルカ | 作成日時:2012年10月28日 14時