大正時代の約束皆を守るためにもう一度刀を握る (ページ26)

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拾捌の型ページ26

貴方side

ヤバい、鬼が来たんだ

「皆体育館の奥に集まってて絶対に動かないでね！」

素早く体育館から飛び出して
瑠美ちゃんに襲いかかった鬼の首を切る

瑠美ちゃんを1人にしておく訳にはいけないから
抱えて体育館に行く

そこには十体程鬼が居た

部員たちを狙ってる

一体の鬼の手が仁花に向かって行った

ヤバい間に合わない!!

実「風の呼吸伍の型木枯らし颪」

「実弥！」

鬼の首が床に転がった
部員達がビビってる気持ちは分かる

けど今はそれどころじゃない

部員に瑠美ちゃんを預けて構え直す

「実弥、どっちが多く倒すか勝負しない？負けたらおはぎ奢るのでどう？」

実「良いぜェその勝負乗った」

「決まりね！よーいドン!!」

2人で鬼を切っていく
学校内の至る所で鬼の気配がする

胡「虫の呼吸蝶ノ舞戯れ」

炭「ヒノカミ神楽陽華突」

伊「獣の呼吸捌の型爆烈猛進」

善「雷の呼吸壱の型霹靂一線」

あちこちから呼吸の音が聞こえる

…今は目の前の相手に集中しよう

「氷の呼吸の肆の型氷片斬鬼」

もうどれだけ鬼を斬っただろう
次から次に出てくる

雑魚鬼だけど数が多すぎる！

「氷の呼吸の零の型蒼天氷華」

実(零の型？!)

この型は柱になってから編み出した技

雲無き空の様に日に当てられたようになる
逃げようとする鬼は氷の華で封じられる

すっごい体力消耗するんだよね

鬼が死んでいく

勝ったんだ

そのまま私の意識は途絶えた