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過去編 肆 ページ24

貴方side


目が覚めたら朝だった
つまり、鬼を殺して1日経ったわけだ


悲「目が覚めたか」

この人、まだ居てくれたんだ

その後、悲鳴嶼行冥と名乗る鬼殺隊の人に鬼等について教えてもらった


鬼は元々人間だったこと
鬼殺隊が実在し、鬼を倒す組織であること
鬼舞辻無惨が鬼のボスである事

鬼殺隊についても細かく知った
隠しの存在、階級、御館様、日輪刀


教えて貰っているうちに鬼殺隊に入って鬼を倒したいと思った


「私、鬼殺隊に入りたいです!」

悲「何と…しかし、辛く苦しい仕事ゆえ余り進める気はしない」

「どんなに苦しくても、強くなって鬼を滅殺します!」

悲「…分かった…しかし、毎日苦しい鍛錬を積む必要があるぞ?」

「大丈夫です。絶対に諦めたりしません!!」


それから毎日血の滲むような稽古をした
元々、悲鳴嶼さんに教えて貰っていたけど
私が氷の呼吸の使い手になった事から自分で稽古するようになった


稽古を初めてから半年
習得が速いと褒めてもらい最終選別に行った

7日間鬼を切り続けて生き残った
その年に生き残ったのは私を含めて4人だった



正式に隊員となって5ヶ月で柱になった(16歳)


同じタイミングで柱になったのが実弥と義勇だった
義勇とは仲良くなったが実弥とは中々上手く話が通じなかった

実弥は常に怒ってるような感じがした…




その日は たまたま1人で甘味処に行ったんだ
ボーっと空を見ていて、ふと隣を見たら実弥がおはぎ食べてたんだ


「おはぎ好きなの?美味しいよね!」

実「……」

「私は藤屋のおはぎが好きだよ」

実「……俺も藤屋の好きだァ((ボソッ」


あ、反応してくれた
そこからはお互い何も話さなかった

それから、少しづつ実弥と話すようになった

一緒に甘味処に行ったりして楽しかった


他の隊員とも仲良くなった

蜜璃やしのぶは女子同士気が合った
炭治郎達は任務で一緒になって仲良くなった

他の柱も隊員と仲良くなって幸せとも言えるようだった


それから何年かして産屋敷邸に鬼舞辻無惨が来た
無限城での戦い


「炭治郎!!」

グシャ


炭治郎を庇って私は死んだ

走馬灯を見た

母さんと笑っている自分
実弥と甘味処に行ったこと
藤の花の家紋の家で炭治郎達と喋った事
しのぶと蜜璃と一緒にお茶した事
義勇とボーっとしてた事
柱で飲み会したこと
御館様に話しかけてもらったこと


楽しかった
嬉しかった

辛いこともあったけど

最高の人生だった

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ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーキャラクター(鬼滅の刃)

竈門炭治郎


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作者名:慈輝 | 作成日時:2019年12月29日 3時

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