隣の太宰君【文豪ストレイドックズ 太宰治】

第１話 ページ2

入学式――――――――


一年生だと入学ということでドキドキすると思う
三年生だと最高学年ということや一年後には受験、就職だからドキドキすると思う


じゃあ二年生は？


何か心踊るような事はあるだろうか

余り無いと私は思う

友達とクラスが同じになれるかどうかや後輩が出来るという事で少しは心が踊るだろうが、三年生や一年生に比べると少ない







………とまあ、どうでも良いような事をぐだぐだと考えていた


何故かって？

暇だからだ


春という事で上を見上げれば桜が咲いている
最初のうちは楽しかったが数分後には飽きた

花見というものは皆で料理を食べながら騒いでるから楽しいのであって、1人で見ていたら絶対飽きると思う


少なくとも私は飽きる




ぼんやりと歩いていたらいつの間にか学校についていた


私のクラスはどこだろうか


クラス表の前には沢山人だかりが出来ており見えない
四苦八苦しながらクラスを確認すると階段から遠くなく、かといって近くもない微妙な位置のクラスだった


何だか残念な気分になった









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Aちゃんは心の中では敬語ではありません

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