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...
「 じゃあ 4時 に あの 広い 河川敷 に 集合 ね ! 薮 行くよ !! 」
薮 の 腕 を 引いて 、 駆け出す 光 。
「 え っ … ちょ っ ま っ …… 」
途端 に オロオロ しだす ゆうと 。
「 ゆうと 、 どっか 行こう 」
「 え っ どこに !? 」
テンパってる ゆうと の 腕 を 引いて
着いた場所 は アクセサリー屋 。
「 …… ゆうと ちょっと待ってて 」
*
ゆうと を 置いて 、 ネックレス の 売ってある 棚 に 向かう 。
水色 の 欠片が入った ネックレス …… 、 密か に 狙っていた それは
1番 高いところ に あった 。 なのに ぎり 届かない 。
…… くそ 。 絶対 取ってやる 。
腕 を 伸ばして 、 手 を 伸ばして 、 あー 足攣りそう …
もう … ちょい 、 あと 数センチ …
「 これ ? 」
あ 取られた 。 悔しい ムカつく 。
とんじゃねーよ 俺 の 狙ってたやつ … というところ で 固まる 。
「 ゆうと …… 」
「 なに そんな 必死 に なって 、 かわいい 。 」
「 だって 、 ゆうと に 似合いそうだったから … 」
どんどん 声 が 小さくなっていくのが わかった 。
ゆうと に 頭 を 撫でられた 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2016年2月15日 20時