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あ … ゆうと の 事 無視 しちゃってる ?
心配 に なっていると 、 " 伊野ちゃん " って 声 を 掛けられた 。
「 …… あの 、 ごめんなさい …… っ 、 嫌わないで … ぇっ 」
右手 で 目 を 擦る 。
大ちゃん は 手を外して 、 いつの間にか 隣 には いなかった 。
「 …… 嫉妬 しちゃったじゃんか 。 」
ぷぅって 頬 を 膨らませた ゆうと の 頬 は 紅い 。
「 伊野ちゃん が 大ちゃん と 、 まじで仲良くしてるから … 」
「 えと … その … ほんと … ごめん … 」
「 1番 が 謝るんなら 2番目 は ? 」
「 …… 好き だから … 」
「 何 ? 聞こえない 。 もっかい言って ? 」
「 好き …… っ !! 」
しばらくの 沈黙 のち 、 また 意地悪 な 笑み 。
「 えっ ? 大ちゃん も 好き なんだよね ? 」
「 … 違う っ … ! ゆうと が 1番 だもん っ !! 」
「 じゃあ 好き の 証 、 見せて ? 」
「 へっ ? 」
自分 でも 驚くくらい 間抜けな声 。
考える隙 も 与えないように 、 くいって ゆうと に 顎クイ された 。
「 好き の 証 。 」
「 … んっ 」
ゆうと の 首 に 腕 を 絡めて
少し 背伸び を して 、 キス を した 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2016年2月15日 20時