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...
「 …… 」
「 …… 」
「 …… 」
「 …… えっと … 、 皆さん ? 」
この 空気 を 壊したのは
唯一 何の罪もない ゆうと 。
「 ゆうと 、 今日 家 行く 。 泊まる 、 じゃ 薮と光 ばいばい 」
「 ちょ … 伊野ちゃん !? 」
・
ゆうと の 手を引っ張って 、 家 に 入った 。
がちゃって ドア を 閉めると 、 できる 密室 。
「 … 、 ぅあ − … っ … ゆうと 。 」
「 何 どしたの 」
「 好き 。 」
途端 に 顔 が 、 ゆでだこ 状態 に なった ゆうと 。
「 ふはっ 、 顔 真っ赤 ゆうと 可愛い 」
「 あんま 見ないで … 」
顔 を 必死 に 隠す ゆうと が
超絶 可愛い 。
そんな ゆうと が 、 俺 は 大好き 。
イケメンゆうと の こういう 所 が 見える のは
俺 と 薮と光 くらい の 、 幼なじみ くらい 。
「 …… 、 伊野ちゃん 。 」
「 ん ? 」
「 好きだから 、 離れないでね 」
「 うん … 」
離れる気 、 全然ありませんけど 。
渡す気も 、 全然ありませんけど 。
特 に 山田 には 。
だって 俺 の 愛しの愛し の 大切 な
幼なじみ で 親友 で 彼氏 ですから 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2016年2月15日 20時