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ピリリリリリ ......
アラーム音 で 目 を 覚ます 。
ベッド に 座って 、 しばらく ぼ− っと する 。
「 眠 … っ 」
目 を 擦って 、 伸び を して 脳 を 起こす 。
あれから 、 何度 かまた キス をして
埋まらない ノート を しまいながら
また キス をして 。
教室 でも 出来るかなって
唇 に 触って 、 昨日 の 事 を 思い出した 。
「 お兄ちゃん 、 何 にやにや してんの ? きもい 」
「 お前 入っていきなり きもい は 無いだろ っ !! 」
朱希 の 顔 目掛けて
クッション を 投げた 。
「 ちょっと 最悪 !! 髪 崩れたんですけど ! 責任 取ってよ !! 」
「 嫌だ ! 兄ちゃん に きもい 言った 朱希 の せいですけど − !! 」
幼稚 な 喧嘩 は 相変わらず 。
だけど こんな時間 も 心地よく 感じてしまう 。
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作者名：伊 野 尾 慧 | 作成日時：2016年2月15日 20時
