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「 お休み 。 」
って 言った のを 最後 に 、 ゆうと は 眠った 。
でも 、 俺 は 何故だか 眠れず に いた 。
だって 、 明日 には 家 の 狭い ベッド で 、 寝ないといけない とか 目 を 覚ましたら
ゆうと じゃなくて 妹 が いるから 。
この 時間 が 止まれば 良いのにって 。
馬鹿げた 事 を 、 どうしても 考えてしまう 。
ゆうと は 離れないのに 、 家 だって 真向かい なんだから 、 会いたくなったら すぐ 会えるのに
ゆうと の 匂い を 忘れたくなくて
ぎゅって 寝ている ゆうと を 抱きしめた 。
「 …… ゆうと … まだ 、 泊まってていい … ? 」
「 ん 、 いい … よ 。 」
そんな 、 ゆうと の 優しい声 が 聞こえた 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月19日 16時