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光 side



「 あのね … 」


ゆっくり 話してくれた 伊野ちゃん 。


裕翔 の 事 。


山田 の 事 。


ずっと 言えなくて 、 ひとり で 悩んでたこと 。 全部 。



「 ごめんな 。 全然 気付けなくて … 」


薮 が そう 謝る 。



そう言えば 、 山田 と 裕翔 が 話していると 、 俺 と 薮 の 方に来たのも 。


時々 だけど 、 相談 に 来てくれてた時も 。


伊野ちゃん なりの sos だったのかもしれない 。



「 伊野ちゃん 、 ごめんね 。 もしさ 、 裕翔 とか 山田 の事で


嫌なこと 有ったら 、 いっぱい 話そ ? 俺たち 相談 乗るから 、 なっ 、 薮 」



「 おう ‼ 」



__ ぎゅっ



「 薮 も 光 も 、 ゆうと の 次 に 大好き − ‼ 」


そう言って 、 抱きついてきた 。

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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月19日 16時

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