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◆ ページ44
...
「 良かった でしょ？ 」
「 うん (笑) 裕翔と俺ね 、 笑い堪えるの 大変でさ。
ごめん 、 撮れてなかったわ 」
「 裕翔先生も？ 」
「 うん 、 ぶれるし。 」
「 声だけで いいなら 、 伊野ちゃん の 顔 撮りながら 撮ったけど 」
「 あ− だったら いいや 」
「 だって 、 伊野ちゃん。 女装 してんだもん。
可愛くて 集中 できないもん 」
「 誰だよ！ 俺に 女装しろって 言ったの！ 」
「 慧ちゃん の 彼氏 でーす 」
「 け‥ 慧ちゃん？ そう呼んでんの？ 」
「 い ‥ 家で だけどね 」
「 知ってるけど 」
「 ま 、 いいけど。
写真 撮ろうよ 、 記念に 」
「 いいよ 、 あっ！ すみません、
撮影 お願いします 」
「 ... な ... 中島先生 ？ 」
「 り … 理事長!? えぇ−!? 」
「 ヤバイ 。 裕翔 どーしよっ ‥ 」
「 ‥ 伊野尾先生 も 、 どうしたんですか？ その 格好 」
「 あっ 、 いや！ 僕の 趣味ですから！
裕翔 行くよ！ 」
「 えっ .. ちょっ ... 写真は .. 」
「 そんなの いつでも 撮れるでしょーが！
それより も まずは 恋人の 心配 でしょ−がっ！ 」
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月23日 23時
