検索窓
今日:13 hit、昨日:10 hit、合計:55,392 hit

【 僕のお財布 】 ページ18




涼ちゃんは、僕の専用の財布。


「涼ちゃん、あれ買って−」

「あれも−これも−」



今日も、また。

涼ちゃんの手を引っ張って、歩き回る。



「ちぃちゃん、買い過ぎだよ−(笑)」


「いいの−、別に−(笑)」



涼ちゃんのお金で払うんだから、直接的な害は僕にはない。


「太るよ−?(笑)」


「そしたら、涼ちゃんのお金で、ダイエットするも−ん」


「んもぉ、(笑)」




でも、涼ちゃんは白い歯を見せ、また笑った。


「……破産しちゃったら、また貯金すれば良いでしょ?


涼ちゃんは一生、僕に貢いでね」



「…………………えっ?

一生?俺と、ちぃちゃんが死んじゃって、あの世に逝くまで…?」



「うん、その覚悟が出来てるんなら、一生僕に貢げるよね」


「…」

「嫌だとは、言わせなよ」

「うん…、分かった。」



渋々、頷いた涼ちゃん。


「はいじゃあ!買い物の続きしよ−‼‼」



買い物かごを、二人で持って。

【 ダンディ−Orメンズファースト 】→←◆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
設定タグ:やまちね , JUMP , 山田涼介知念侑李   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:伊 野 尾 奏 多 | 作成日時:2015年10月23日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。