今日:14 hit、昨日:10 hit、合計:55,393 hit
小｜中｜大
◆ ページ14
…
「おはよ−…」
ガラガラ、と扉を開けると
真っ先に駆け寄ってくる有岡君。
「山田‼ お前、その隈どーした‼」
「ん？あぁ、勉強、かな？」
「……珍し、明日警報出るんじゃねーの？(笑)」
「出るか。」
ぽかっと、有岡君の頭を叩く。
「わぁー‼
ねぇねぇ、山田君‼
俺の頭も叩いてぇ‼」
駆け寄ってくる岡本君。
「…Ｍだな、絶対、」
「俺、Ｋだよ？圭人だもん」
「いや、そうじゃないから…(笑)」
若干、話が噛みあわない、有岡君と岡本君。
「……じゃあ俺、光だからＨじゃん」
「やーん、変態−」
からかう有岡君の頭に、八乙女くんのハリセンが下りる。
「ってぇ−泣
飛んでくじゃねーか、必死で覚えた記号が−‼」
「飛んでくほど、ねぇーだろ(笑)」
「あるわ‼(笑)」
高い薮くんの頭を叩こうと思うけど、
届かない悔しさから、腰を叩く。
「…ほら、叩け」
しゃがんで、有岡君の叩ける位置になった薮くん。
「……ぜってぇ、馬鹿にしてんだろぉ‼‼泣」
−ぱちこーん−
有岡君の手が
薮くんの頭を、思いっきり叩いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月23日 23時
