再会 03 ページ3
今 私の目の前の食卓には
パン、唐揚げ、スープ、サラダ、ご飯……ととても朝から豪華な食べ物が並べられている。
「どうしたA、食べないのか」
「……ああ、う……」
「お腹減ってんなら食え
じゃないと俺が食う」
「頂きます」
そうして3人で食卓を囲んだ後、
いざ、説明。
「……なるほど」
どうやら、昨日酔った私はとても1人で帰れるほどではなく、
鬼道君と不動君が私を鬼道君の家まで運んだと。
時間帯も遅かったため不動君も鬼道君の家に泊まった(不動君はニートなためたまに鬼道君の家に遊びにくる)と。
私は全てを理解したあと正座をして鬼道君に向き合った。
「大変ご迷惑をお掛けしました」
「構わない、そもそもこの家は俺だけでは広すぎる
だからたまには人が泊まってくれた方が賑やかでいい」
「不動君はそれをいいことに止まってるでしょ」
「なにを言う」
不動君と言い合いになりながら、
聞くべきことがある事に気がつく。
「はっ……不動君」
「……な、なんだよ」
「貴方と私、昨夜はなにもなかったわよね？」
「ない」
まさかの即答。
「そもそもここ鬼道クンの家だし
鬼道クンがいるところで手なんか出せねーだろ」
……確かに。
それもそうだ。
「……よかった
でもおっさんが隣で寝てた方がまだマシだったよ」
「おい、マジで襲うぞ」
「きゃーっ」
でも私は少し考えすぎたのかもしれない。
それによくよく考えるとまだ不動君の方がマシだ(知らないおっさんよりは)。
でもその人が不動君だったなんて……
しかも鬼道君の家だし
……なんて、またまた考える人みたく深く考え込む。
「……それはいいがA、
時間、大丈夫か？」
鬼道君のその一言で我にかえる。
時計を見ると……
「や、やばい……！！」
私は急いで鞄を持って鬼道君の家を出た。
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泪 - 居候の不動いいー面白かったです(^^) (2018年2月24日 11時) (
レス) id: 68f5ca2c1b (このIDを非表示/違反報告)
沙織 - いい話。良かったよこれからもがんばって。 (2017年4月9日 15時) (レス) id: 25942567dc (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 照(プロフ) - 月兎さん» 確かに幸せだよね＾＾ありがとう！ (2014年6月21日 8時) (レス) id: bb3e171dee (このIDを非表示/違反報告)
月兎(プロフ) - 今更ですがお疲れ様でしたー！僕鬼道大好きなんですけどこうなったら幸せすぎるんだろうなってすごい思います（＾ω＾）← 面白かったです！（＾∀＾） (2014年6月20日 22時) (レス) id: ca4780378c (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 照(プロフ) - みんみんぜみさん» うん、よかったよかった←最後までありがとう＾＾ (2014年6月6日 19時) (レス) id: bb3e171dee (このIDを非表示/違反報告)
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