チョコレートが五十一個 ページ8
突然告げられた殺人予告。
……いや、殺人ではないか。切腹は自害だし、投獄はそのまんまだし……と一人で納得していれば、再度松平公から「どぉしたいよォ、Aちゃん」と問いかけられる。
私は少し考えてから……。
「……いや、切腹も投獄もしませんよ? 話を聞いてなかったのは謝りますけど、全裸で倒れてる自己主張の激しいゴリラも悪いと思います」
全ての罪をゴリラに擦り付けた。
「ということで、土方コノヤロー切腹」
「何でだよっ! お前話聞いてた? 俺じゃなくて近藤さん!! いや、近藤さんも駄目!!」
「局長ー、トシが局長が切腹ですって」
「ンなこと言ってねェ!!」
総悟君の一言から始まり、わちゃわちゃとし始めてしまったその時、店内で一発の銃声が鳴り響いた。
勿論、店内でんな物騒なものをブッ放つのはたった一人しかいない。……いや、もう一人いるのだが片方はバズーカである。
そう、その人とは、我らが警察のトップ 松平公である。
「じゃなくて!? 何やってんですかアンタ!」
銃口から出ている煙を、フゥーと……こう、なんかマフィアとかどこぞの暗殺者チームのマジ兄貴とかがやりそうなことをしている、目の前のジジイに問いかける。
「あーんまりオジサンを蚊帳の外にしてるとぉ、オジサン拗ねちゃうよぉ」
「脅迫ですか」
「ガキですか」と本当は言いたかったのだが、流石に警察庁長官には言えない。だが言いたい。
そんな思いに必死に耐えている私の気持ちも知らずに、松平公はのんびりとした口調で「んでぇ、此処に呼ばれた理由を知りたいんじゃあねぇの?」と訊ねてきた。
それに対して、「はい」と頷けば満足そうな顔をして口を開いた。
「Aちゃん、真選組の監察として働いてみる気はねェか?」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー食べ物……かもしれない!
誰かのもんじゃ
321人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梍鵺(プロフ) - 梨音さん» 今回もダークマターでした。呪われているのでしょうかね…。しかし、ダークマターって作れるものなのでしょうか?(笑)寿司を作る時も妙さん、ダークマターになっていたのでね…ある意味才能(笑) (2019年10月16日 22時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - 梍鵺さん» なんですって!?可笑しいですね…一応十種類以上ある筈なのですが…。ま、まぁ、お妙さんの手料理を振る舞われている訳ですから、きっとお気に入りなんでしょう!! 今回はどうでしょう?もしまたダークマターでしたら、実際に作ってみては?← (2019年10月16日 22時) (レス) id: 2014aa6b49 (このIDを非表示/違反報告)
梍鵺(プロフ) - 梨音さん» 今日のラッキー食べ物もダークマター!?!?ほっ他のもあっありますよね?妙さんに嫌われているのでしょうかね?近藤さんよりはマシだと思うのですがね…。G(生命力がゴキブリ)と同類…考えたくもねーや← 人生リセットボタンならぬ人生リセット食べ物ですね() (2019年10月15日 21時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - 梍鵺さん» なんと…! ……最近、嫌な思い出はありませんか?そんなときは、ダークマター! 嫌な記憶がさっぱり抜け落ちます!もれなく良い思い出も消え去りますが…。人生のリスタートには、ダークマターが必需品です!! …何を言っているんでしょう。 (2019年10月15日 20時) (レス) id: 2014aa6b49 (このIDを非表示/違反報告)
梍鵺(プロフ) - 続きも気になりましたが…ラッキー食べ物がダークマター…だと!? (2019年10月13日 16時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梨音 | 作成日時:2019年7月21日 21時