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貴女は誰だ ページ25

ローレンside
それから1年したある日。

Aさんが学校で酷いいじめを受けている事を聞いた。

そしてその日、本社に1本の電話がかかってきた。

相手は大きな病院の看護師からだった。






看護師「星導 Aさんが学校の屋上から突き落とされて意識不明の重体に」





俺は耳を疑った。

意識不明の重体。

突き落とされた。

俺の脳内に最悪の言葉が浮かんだ。

連絡を受けたAさんのマネージャーが泣きそうな顔をして走っていった。

俺も他の同期達と一緒にAさんが運ばれた病院に向かった。





医師「奇跡的に意識を取り戻しました。あのままでは植物状態になっていたでしょう………………その、実は非常に言い難いのですが」

医者はそう口を開いた。

医者「意識は戻った際に脳内のレントゲンを撮ったのですが…………これを見てください。この白い部分、此処が少し損傷していたんです。時間の経過で治るのですが治るまで記憶が少し」

記憶喪失とはまた違う状態らしい。

俺はイブラヒムさんと2人でAさんのいる病室に向かった。




イブラヒム「……………開けるぞ?」

ローレン「……うす」

イブラヒムさんはそう言うと部屋の扉を開けた。

『……………………イブ君、ロレちゃん?』

見た目は何時ものAさんだ。

けど決定的に違う部分があった。

顔だ。

何時もなら満面の笑みで手を振ってくれる筈のAさんの顔には笑顔がなかった。

『来て欲しくなかったなぁ…………イブ君絶対怒るから』

イブラヒム「…………………当たり前じゃん!なんで相談してくれなかったんだよ!少し相談してくれさえすれば」









『“ごめんね?今度からちゃんと相談するからさ(今まで誰も助けてくれなかったくせに)”』

一瞬、ほんの一瞬AさんがAさんでない気がした。

Aさんの後ろにいる光のない瞳をした少女を俺は見ないふりをしてしまった。

小さな少女→←天使の様な貴女



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快晴(プロフ) - 夢主ちゃんと、にじさんじの方々のコラボのお話、大好きです! (9月13日 0時) (レス) @page8 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
あやめん - (追記すると同期メンバーの部分です) (9月12日 16時) (レス) id: 3770ea724d (このIDを非表示/違反報告)
あやめん - 設定のところで違和感を感じたのですが、卒業したライバーさんは登場しない形でお話を書かれるということですか…?それでしたら大丈夫だと思うのですが… (9月12日 16時) (レス) @page1 id: 3770ea724d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 冬花(プロフ) - オリlフラ立ってまーす! (9月12日 10時) (レス) id: b2b1031b4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリス | 作成日時:2023年9月10日 14時

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