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天使の様な貴女 ページ24

ローレンside
本社で初めてあった時、天使かと思った。

御伽噺に出てくる様なお姫様みたいな見た目で笑った顔がめちゃくちゃ可愛かったのを覚えてる。

隣にいたアクシアが目を輝かせて居たのも覚えている。








『イブ君、フレちゃん、メリちゃん、ヴィイ!アイス食べいこ〜』

ニパッと笑って同期の4人に手を振るAさんと、目を輝かせるヴィイさん、メリッサさん、フレンさん。

半ば呆れた様な顔をするも1番先にAさんの傍に行くイブラヒムさん。

アクシア「いいなぁ………おれもあれくらい仲良くなりたいな」

そう呟いた声がなかなかに大きかったらしく先輩方が一斉にこっちを見た。

『あ!あの子達エデン組の子達でしょ?初めまして〜!』

同期組に見せたあの笑顔で俺達のに手を振ってくれた。

きらきらと輝いて見えたその笑顔が頭から離れたなかった。







アクシアが引退を決断した日、俺はAさんの家に向かっていた。

『ロレちゃん!?なんで傘も刺さずに歩いてんの!』

小走りで近付いて来て俺に傘を刺してくれた。

『体こんなに冷たくなってる………おいで、お風呂入ろ?』

俺はAさんの言われるがまま風呂に入れられ髪の毛まで乾かしてもらった。

その間、俺はアクシアが引退する事をAさんに話した。

『……………うん、それは悲しいね』

Aさんはそう言って俺を抱きしめて頭を撫でてくれた。

傍から見たら未成年に携おっさんだ。

けれどその時だけは誰かに話を聞いて欲しかった。

温もりが欲しかった。

だから俺はAさんの胸に顔を埋めて涙を流した。

Aさんは何も言わずに俺の頭と背中を撫で続けた。

それに安心した俺はAさんに体を預けて子供の様に眠りについた。

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快晴(プロフ) - 夢主ちゃんと、にじさんじの方々のコラボのお話、大好きです! (9月13日 0時) (レス) @page8 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
あやめん - (追記すると同期メンバーの部分です) (9月12日 16時) (レス) id: 3770ea724d (このIDを非表示/違反報告)
あやめん - 設定のところで違和感を感じたのですが、卒業したライバーさんは登場しない形でお話を書かれるということですか…?それでしたら大丈夫だと思うのですが… (9月12日 16時) (レス) @page1 id: 3770ea724d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 冬花(プロフ) - オリlフラ立ってまーす! (9月12日 10時) (レス) id: b2b1031b4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリス | 作成日時:2023年9月10日 14時

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