愛されてる？ご冗談を 【2j3j】

ナンパに会う ページ23

Aside
男「お姉さん超可愛い〜」

男「俺らと遊ばない？」

男「さっきからずっと此処に居るけど相手して欲しいんでしょ？」

ロレちゃんを喫煙所に向かわせてはや5分。

世に言うナンパ師に声をかけられております、どうもAです。

『いえ、人を待っているだけなので結構です』

男「えぇ？けどずっと待ってんじゃん。帰ったんじゃないの？」

男「そんなやつほっといて俺らと遊ぼ〜よ」

私の周りを囲んでニヤニヤとした顔を此方に向ける。

気色悪いったらありゃしない。

『…………………いえ、結構です』

私が移動すれば3人して着いてくる。

気持ち悪い。

男「待てって言ってんだろ？分かんねぇの？優しくしてやってるうちに来いよ！」

腕を掴まれる。

『離してくれます？迷惑なんですけど』

思いのほか強く掴まれているらしく掴まれている所の近くが少し変色してきている。

痛いなぁ、なんて思っていたら後ろから凄い力で引っ張られた。

？？「この人、私の“彼女”なんで触らないで貰えます？貴方達の汚い菌が伝染る？」

『あれ？オリバーちゃん！』

オリバー「Aさんは何してるんですか？こんな所で」

握られていた手を振りほどいてくれて私にそう質問してきた。

『ロレちゃんとお出かけしに来たの。さっき喫煙所に送り出した』

オリバー「何をしているんだ本当に」

ナンパをしてきた男の人達は舌打ちをして走り去って行った。

オリバー「ローレン君が帰ってくるまで私と一緒に居ましょう。ローレン君に話したい事が沢山ありますしね」

そう言うとオリバーちゃんは少し怖い顔をしながら笑っていた。









ローレン「ホントすみませんでしたッ！」

その後オリバーちゃんに何故かロレちゃんが物凄く怒られていた。




オリバー「Aさんに送り出されたのなら仕方が無いですが直ぐに帰って来なさい！私があそこを通らなければAさんがホテルに連れ込まれるところでしたよ！」

ローレン「本当に申し訳ないです…………」

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