眠り姫にキスを ページ20
Aside
その後、合計で約100人と凸待ちが出来、そろそろ配信を終わらせようと準備していた。
『みんな今日はありがとう。色んな人達と話せてすっごい嬉しかった！明日と明後日は配信お休みで明明後日はお昼時くらいから配信しようと思ってるからもし良ければお昼ご飯食べながら見てくれると嬉しいな。じゃあ今日もありがとう、すや星〜』
《すや星〜
《すや星〜、いい夢見てね〜
《すや星！
そう言って私は配信を切った。
『終わった〜』
ぐっと1度背伸びをして椅子に座り直す。
緊張の糸がほつれたのか椅子の背もたれに背中を預ける。
自然とまぶたもゆっくり閉じようとしていた。
？？「おや？配信終わりましたか？お疲れ様です。パンケーキ作り終わったので呼びに…………あらあら」
横から社長の優しい声が聞こえる。
？？「眠いんですか？せっかくパンケーキ作ってあげたのに…………今食べないなら冷蔵庫に閉まっちゃいますけどA的にはもう眠いの？」
反対側から剣持さんの声も聞こえる。
『……………パンケーキ……けど眠い…………』
私がそう言うと2人はクスクス笑った。
剣持「ならパンケーキは明日の朝ごはんにしましょうね。僕冷蔵庫にしまって来るので社長は歯磨きだけさせといて下さい」
剣持さんは私の頭を撫でて部屋を出て行った。
加賀美「…………さて、Aさんも行きますよ？抱き上げますから動かないで下さいね」
社長は軽々と私を持ち上げてそう言った。
加賀美「剣持さん、Aさんの歯磨き終わりました」
剣持「僕も今パンケーキ仕舞い終わり…………なんですかそれw」
加賀美「歩きたかったらしいのですが危なっかしくて。わたくしの服の袖を掴ませてます」
目を擦りながら社長の服を必死に掴む。
剣持「あ、こら。目を擦ったらダメですよ。赤くなっちゃう」
慣れた手つきで私の手を握ってベットルームに連れてきてくれた。
加賀美「さぁ、どうぞ。お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さい」
剣持「明後日はお仕事って言ってましたよね？今のうちからしっかりと寝てくださいね」
瞼が完全に閉じた瞬間、左右に温もりを感じた。
心地の良い音、温もり。
それは私が夢の世界に落ちるのには十分な理由だった。
チュッ
加賀美/剣持「「おやすみなさい。眠り姫」」
優しい口付けを2つ。
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快晴(プロフ) - 夢主ちゃんと、にじさんじの方々のコラボのお話、大好きです！ (9月13日 0時) (
レス) @page8 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
あやめん - (追記すると同期メンバーの部分です) (9月12日 16時) (レス) id: 3770ea724d (このIDを非表示/違反報告)
あやめん - 設定のところで違和感を感じたのですが、卒業したライバーさんは登場しない形でお話を書かれるということですか…？それでしたら大丈夫だと思うのですが… (9月12日 16時) (レス) @page1 id: 3770ea724d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 冬花(プロフ) - オリlフラ立ってまーす！ (9月12日 10時) (レス) id: b2b1031b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリス | 作成日時：2023年9月10日 14時
