2話 ページ3
ジョナサンから離れると私は焼いたクッキーを綺麗にラッピングしていく
その間もジョナサンは私からは離れない
貴女「もうすぐで皆帰ってくる頃じゃあない?」
ジョナサン「そうだね、もう少し二人の時間が欲しかったね」
返事をする前にリビングのドアが開いた
そっちに視線をやると帰ってきたのは定助だった
貴女「定助おかえりっ」
定助「ただいま、あと外に金髪の男が待ってたけど」
ジョナサン「あっ、ディオに資料渡すんだったっ!」
ジョナサンは慌てて外に出て行った
私はその後ろ姿を送るとラッピングしたクッキーを袋に入れる
定助「A、疲れたっ」
私の手に指を絡ませながら手を繋ぐ定助
貴女「お疲れ様っ 今日は何処に行ってきたの?」
定助「ん〜、今日はとりあえずそこら辺を歩いて、その後は近くの和菓子屋で饅頭食べてた」
貴女「また饅頭食べてたの?」
定助「うん、んまかった」
私はクッキーを入れた袋を机の上に置くと定助の方を向き直る
定助の顔にはあんこが付いていた
貴女「それはよかったね、それで何か思い出した?」
そう聞くと定助は私の肩に顔を埋める
定助「なーんにも、でも思い出さなくてもいいって思ってきた。Aが俺のそばに居てくれればそれでいい」
貴女「でも定助、私は思い出してほしいな?だってもっと私も定助の事を知りたいよ」
定助の背中を撫でていると顔を上げた
私の顔をじっと見つめるとゆっくり顔を近づけてくる
定助「Aがそう言うなら俺頑張る」
貴女「うん」
もうすぐで唇が触れると言う所で私から定助の額にキスを落とした
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ジョジョの推しが辛い - ヤンデレっていいね(>ω<。) (2019年4月26日 14時) (レス) id: f1f75a744a (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 続きが気になるー!頑張ってください!応援しています! (2017年10月17日 21時) (レス) id: a728910987 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 羅威(プロフ) - 凄く面白いです!これからも更新頑張って下さい!! (2017年9月29日 19時) (レス) id: 0429f89194 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ムーマン | 作成日時:2017年8月14日 11時