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19話 ページ20

次の日目が覚めると私は自分の部屋で寝ていた

私…あのまま寝ちゃって…

まだ覚めない頭で考えながら体を起こす

その時誰かに手を握られているのだと分かった


貴女「仗助…」


私は自分の掛けていた布団を仗助にかける

そっと仗助の手から自分の手を抜くと部屋を出た

リビングにつくとソファに座りため息をついた

昨日の事が忘れられない…

ぶるっと寒気がして私は自分を抱きしめるように縮こまった


「どうかした?」

貴女「…ジョニィ」

ジョニィ「震えてる」

貴女「ち、ちょっと寒かっただけだよ」


いつの間にか横に座っていたジョニィ

私の手に手をのせながら見つめる


ジョニィ「嘘だろ…、本当の事言って。」

貴女「本当だよ…?」


私はジョニィの手から離れるとソファから離れる

ジョニィは気に食わぬ顔でこちらを見つめていた


ジョニィ「へぇ〜、秘密ごとすんだ」


私が背を向けた瞬間私の真横を何かが物凄い速さで通り抜けた

それは何も見えないが私の頬をかすり、壁に穴を開けた

私は頬から垂れる血などより、何が起こったか分からなく恐怖を感じた


ジョニィ「僕が車椅子だからか?…頼りないから?…他の兄妹と違って強くないから?」


ジョニィはゆっくりとソファからおりると、私の後ろまで来た

ぐいっと腕を引かれジョニィの方を向かされる

ジョニィは私の頬の傷を指でなぞると指を舐めとった


ジョニィ「結局…Aも僕なんかなんにも出来ないとか思っているんだろ 」

貴女「そ…そんなことないっ」

ジョニィ「じゃあ!なんでだよ!」

貴女「ご…ごめんねジョニィっ…心配かけたくなかったのっ」

ジョニィ「心配かけたくなかった…、僕たち家族じゃあないのか?」

貴女「家族だよっ!ごめんね…ごめんね…次からは言うように…するよ


ジョニィは微笑むと私をそのまま抱き寄せた

心底嬉しそうな顔をしていた

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ジョジョの推しが辛い - ヤンデレっていいね(>ω<。) (2019年4月26日 14時) (レス) id: f1f75a744a (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 続きが気になるー!頑張ってください!応援しています! (2017年10月17日 21時) (レス) id: a728910987 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 羅威(プロフ) - 凄く面白いです!これからも更新頑張って下さい!! (2017年9月29日 19時) (レス) id: 0429f89194 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ムーマン | 作成日時:2017年8月14日 11時

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