花は揺らがない【ジョジョ】 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:7,544 hit

1話ページ2

暗い部屋に差し込む月の光

空に散りばめられた星を見ながらそれと同じに形をした自分の肩の痣に触れる

DIO｢あんまり外に出ていると風邪を引いてしまうぞ｣

私を後ろから包み込むように抱きしめたDIO

体温など無く冷たい皮膚お温度がつたわってくる

貴女｢触らないでっ…｣

大きな腕の中から抜け出すとDIOから距離をとる

DIOは血のような赤い瞳の目を細めクスクスと笑いだす

DIO｢その目つき…承太郎にそっくりだな｣

すると次の瞬間さっきまで窓辺にいたDIOがいつの間にか私の前に立っている

貴女｢スタンド…っ…｣

睨みつけると口角を上げ私の手を掴む

カチャリと金属と金属が合わさった音が聞こえる

DIO｢さぁ､このDIOに体を委ねるがいい｣

手には手錠が付けられていた

DIOは私を抱き上げると大きなベットに私を連れていく

DIO｢恐怖しているな？…いいぞその表情｣

貴女｢やめろっ…！｣

喉をクツクツと鳴らしながら笑うDIO

真っ白な鋭い牙が現れ私の首筋に突き立てた

DIO｢拒むな､Aお前はこのDIOのものだ｡誰にも渡さん､帰りたいなど考えるな｣

そのまま牙は私の肉を裂き刺さっていく

血液が吸われていく気色の悪い感覚に襲われ爪をDIOの背中に突き立てる