社長に拾われた彼女【闇金ウシジマくん】 (ページ9)

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8話ページ9

途中で駄菓子屋でお菓子を買うと戌亥さんの会社に向かう

戌亥さんいるかなー？

事務所のドアの前まで来るとノックを3回

戌亥｢はーい｣

こちらに近づいてくる足音

あっ､よかった戌亥さんにいて

貴女｢こんにちわ～｣

戌亥｢あれ！Aちゃんどうしたの？まぁ入って｣

事務所の中に入れば色々な資料が机の上に山積みになっておいてある

凄いなぁ～こんなに集めてるだ

戌亥｢それでどうしたの？｣

貴女｢昨日なんでか私､戌亥さんの腕時計持って帰っちゃったみたいで､返しに来ましたっ！｣

戌亥｢え～？本当だっ不思議なこともあるんだね

戌亥さんはクスクスと笑いながら腕時計を腕に嵌める

そして私が駄菓子を渡せば目を輝かせて子供のように喜びお菓子を食べ始めた

戌亥｢ありがとね～あっ！そうそうAちゃん！｣

貴女｢はい？｣

戌亥｢今日ってエイプリルフールじゃん？｣

貴女｢あぁ～そう言えばそうですね｣

戌亥｢丑嶋君に仕掛けてみない？｣

貴女｢面白そうですねっ～でも殺されますよ？｣

戌亥さんは口のまわりにお菓子のカスをくっつけたまま立ち上がる

な…何事っ！まず口のまわり汚なっ…

戌亥｢大丈夫だから～ね？絶対に怒んないから｣

貴女｢ならやりましょう｣

私たちはその後1時間作戦を考えていた

私の案と戌亥さんの案がわれてなかなか話が進まない

戌亥｢Aちゃんジャンケンで決めよっ…僕が勝ったら僕の案だよ…僕が負けたらAちゃんの案だ｣

貴女｢わかりした…いきますよ…じゃーんけんっぽんっ！｣

戌亥さんチョキ､私はパー

結果戌亥さんの勝ち

…くそぅ！絶対勝てると思ったのに！

戌亥｢じゃあ！僕の案でいくよ！｣

貴女｢わかりしたよ…｣

戌亥さんの案は､今日の夜､私は友達の家に泊まると言い社長を1人にさせる。その後に戌亥さんが社長に連絡してデリヘルをすすめる…何とか社長に嘘のデリヘルを頼ませると､そこに私が帰る！急に帰ってきた私を見て社長はどういった反応を見せるか！焦って私に言い訳するか､私を家から出すか！

と言う馬鹿げた案だった

私はため息をつくと作戦に取り掛かるために家に帰る