社長に拾われた彼女【闇金ウシジマくん】 (ページ7)

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6話ページ7

私は口をギュッとすぼめながら戌亥さんを睨む

貴女｢嫌いですっ…｣

戌亥｢ええっ！？ごめんごめんっあれ嘘だから！ね？ね？｣

貴女｢嫌いですぅ…｣

丑嶋｢おーおー女泣かせるなんて戌亥､お前もやるな｣

社長は私を抱きしめると頭を撫でてくれる

戌亥さんはオロオロとしながら謝り続けていた

戌亥｢お詫びにAちゃんの好きなもの買ってあげるから！｣

貴女｢本当に？｣

戌亥｢うんうん！｣

首を縦にもげるほどる頷く戌亥さん

社長は私に耳打ちをする

貴女｢…うん…うんわかりました…｣

貴女｢社長と私のツーショット写真を撮ってください｣

戌亥｢え､わかったよ｣

私は社長と並んでピースをする

でも社長なんでこんなこと言ったんだろ？

普通に撮ってあげるのに

戌亥さんはグイッとビールを一気に飲み干す

戌亥｢撮ったよ…ああっ！羨ましいなっ！！｣

貴女｢戌亥さんっ！？｣

顔を両手で隠すと叫び出す戌亥さん

…あぁ､早く黙らせなければ…迷惑になるっ！！

貴女｢社長…帰りますか｣

丑嶋｢おう｣

戌亥｢帰っちゃやだぁぁぁ！｣

貴女｢ちょっ！抱きつかないで下さいよっ！｣

社長も戌亥さんを引き剥がそうとするが離れない

戌亥さん酔うと面倒臭いからなぁ

戌亥｢僕もAちゃんとイチャイチャしたいっ！！｣

貴女｢何言ってんですか！もう店出ましょう！｣

私は戌亥さんを引っぱりながら勘定を出して店を出る

ギューっと抱きしめられている私はまず戌亥さんを落ち着かせようと思い背中をさする

丑嶋｢ちっ…3分ですませろよ｣

社長は舌打ちをすると少し離れたところに行く

貴女｢戌亥さん飲みすぎですよ？｣

戌亥｢もっとギューっと！｣

貴女｢はいはいギューっと｣

戌亥｢頭撫でて？｣

貴女｢はいはい｣

戌亥｢キスしt…貴女｢調子にのるな｣

私は戌亥さんから離れる

戌亥さんはごめんごめん～と言いながらわたしの手を握って歩き出す

貴女｢社長行きましょ｣

丑嶋｢おう｣

そう言うと空いてる方の手を握る社長

私傍から見たら誘拐されてるように見えてないよね？