身近なところにある危険【ゴールデンカムイ】

7話 ページ8

日も沈んで来て外の人通りも少なくなる

いつの間にか眠ってしまったAちゃん

…娘見つけ出すのにわざわざ大金を叩く理由はなんだ

とにかく絶対にAちゃんを渡させねぇ

Aちゃんが結婚するなんて認めない

これからずっと俺と生きていくんだ

しかし相手は政府だ…俺一人で持つか…

Aちゃんを抱き上げるとそっとベットへ下ろす

少し水を飲んで来るか…

窓の鍵を確認し、部屋の周りを確認すると俺は部屋を出る

……

…

..


｢…これが噂の神田Aだな｣


そっと近づき顔を覗き込む

息を呑むような美人だぜ…

抱き上げると窓に足をかけた時


杉元｢Aちゃんを離しやがれ脳天ぶち抜くぞ｣


…い、いつの間に！！

俺は女をその場に下ろすと両手をあげる

顔を合わせずともわかる殺気


杉元｢膝をつき頭の後ろに手を回せ｣

｢…俺を殺したら刺青人皮が手に入らないぜっ｣

杉元｢っ！！｣

｢それでもいいのか？？｣


冷や汗が背中を伝う

…怯んでる…って事は打たないな


杉元｢知ってる情報全て吐け｣

白石｢俺は白石由竹だ､日本各地の刑務所を脱獄してきた脱獄王だ｣


未だ殺気は飛ばしているが殺す気は無いらしい

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