身近なところにある危険【ゴールデンカムイ】

5話 ページ6

Aくんが薬草を取りに行ってもう随分経った

…やはり一人で行かせたのはまずかったか

その時電話のベルが鳴った


｢私だ｣

鶴見｢これはこれは神田大将殿､如何なさいましたか？｣

神田｢Aに用があってな､変わってくれ｣

鶴見｢誠に申し訳ございません｡ただいま留守にしているのです｣

神田｢…留守？｣

鶴見｢えぇ､薬草を取りにしばらくの間出掛けておいでです｣

神田｢すぐに連れ戻してくれ｣

鶴見｢…すぐにですか｣

神田｢鶴見お前だけに伝えておこう…お前が今探している金塊についてだが……｣


電話を切ると額から汁が垂れてくるのが分かった


鶴見｢月島ぁ！！｣

月島｢はいっ｣

鶴見｢Aくんを探すのだ､必ず見つけ出せ！｣

月島｢わかりました｣


まさか金塊についてまさかAくんが関わっているとはな

今までずっといたが気づかなかったよ

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