16話 ページ17
鳥のさえずりが聞こえ私は目を覚ました
…私寝てたんだ
目を擦りながら体を起こすと杉元さんの上着に気づく
わざわざ杉元さんがかけてくれたのかな
上着を持つと小屋を後にする
アシㇼパ｢起きたか！｣
貴女｢アシㇼパちゃんおはようっ｣
アシㇼパ｢おはよう！ん？それは杉元のか？｣
貴女｢そうなの､返そうと思ったんだけどどこに行ったかわかるかな？｣
アシㇼパ｢杉元なら今食料を調達しに行ってるぞ､もう帰ってくると思うな｣
貴女｢そっか､じゃあ私は火をおこす為の木の枝とかを集めてくるね｣
アシㇼパ｢わかった！だがあまり遠くに行くなよ？｣
貴女｢はーい！｣
私は村の近くで気を拾っていく
ある程度拾ったところで戻ろうもした時草むらが揺れた
……誰かいる
ゆっくりと後ずさりしながら草むらを凝視する
白石｢っと…やっと森からてられた…Aちゃーん！｣
貴女｢し、白石さん！？｣
草むらから出てきたのは白石さんだった
白石さんは目を輝かせながら私に飛びつこうとした時
杉元｢オラッ！｣
白石｢あーん！｣
背後から出てきた杉元さんに叩きつけられ地面に落ちてしまった
杉元｢ったく居なくなったと思ったら帰ってきたのか｣
白石｢Aちゃんに会いたくて帰ってきたんだよー｣
杉元｢ヒグマの餌になりたいか｣
白石｢ひぃい！！Aちゃーん！｣
杉元さんに首根っこ捕まれ泣きべそをかきながら私に助けを求める白石さん
なんだか面白くて笑ってしまった
貴女｢あははっ｣
白石／杉元｢…っ！｣
白石｢俺Aちゃんの笑顔初めて見たかも｣
杉元｢俺もだ……｣
貴女｢えっ､｣
思い返すと確かに杉元さん達と一緒に来たときから気を張ってたのもあるが自分の中でずっと恐怖が勝ってた為笑っていなかったかもしれない
杉元さんはポンポンッと私の頭を撫でた
杉元｢そっちの方が断然いいよ｣
白石｢あぁ､凄い可愛いぜ〜！｣
貴女｢…ありがとうっ！！｣
私はそのまま2人に抱きつく
2人は驚きながらも受け止めてくれた
杉元｢白石は邪魔｣
白石｢ひどっ！あー！｣
そう言って蹴飛ばされた白石さんだった
続く (更新停止中)
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晏昊 - すげーですな!!!(( とにかくめちゃくちゃ好きです！思わず一気見しちゃいましたよ！(///ω///)♪面白かったです！ (2022年7月10日 1時) (
レス) @page16 id: 92be24dccc (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん丸(プロフ) - 腐腐腐さん» わーん(><) ありがとうございます！ (2022年6月30日 0時) (レス) id: ea1f9607b8 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです！この作品に運命(？)を感じました笑続き楽しみに待ってます！ (2022年6月29日 17時) (レス) @page13 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムーマン | 作成日時：2020年3月29日 12時
