妹ってポジションも大変だね (ページ7)

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6話ページ7

今日は週に一度の訓練の綜合武術格闘術の日

綜合武術格闘術とは簡単に言えば格闘技

私は鶴見中尉から絶対に怪我させたくないから出ないで欲しいと言われたので仕方なく怪我をおった人の手当を担当する事に

月島｢おぉA､巻いてくれ｣

貴女｢次は兄さんの番なの？｣

月島｢あぁ､4人戦だ｣

貴女｢一緒の人は？鯉登少尉？｣

谷垣｢いいや俺だ｣

貴女｢谷垣さんかっ！なら安心かもですね｣

谷垣｢…いやどうかな……？｣

私は兄さんの手に包帯を巻きながら対戦相手を見る

あぁ…鯉登少尉と杉元さん…

貴女｢なるほど…あまり無理をしないでくださいね｣

谷垣｢あぁ｣

私は兄さんの包帯を巻き終えるとそっと背伸びをして額に接吻を落とす

鯉登｢キエエエエエエエエエエ！！！｣

杉元｢ええ！？！何今の！！｣

月島｢あぁ､これはよく借りに行ったり戦地に行く前の願掛けだ｣

貴女｢昔からこうやって幸運を祈るためにやってるんです｣

杉元｢ずっりぃ！俺にもやってよAちゃ～ん｣

貴女｢杉元さん兄さんの敵なのでやりませんよ､一応私は兄さんを応援してるので｣

鯉登｢…月島ぁっ…！絶対に許さん！｣

貴女｢あ、谷垣さんにも｣

谷垣｢あ、あぁっ｣

再び聞こえる猿叫び

今にも兄さんを殺す勢いでこちらを見ている鯉登少尉

月島｢…面倒くさい｣