運命共同体【ハリポタ】 (ページ2)

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1話ページ2

いつものように授業を受け､昼食を取っていた

今日は午後から授業もないしゆっくりしよ

ハー「あらA､貴方授業は？」

貴女「午後からはないの」

ハー「じゃあ午後は貴女の好きな読書でもするのかしら？」

貴女「そうね｡ハーマイオニーの言う通りよ､読書をすると時間を忘れられるからね」

ハー「相変わらずね､じゃあ私は授業に行くわね」

ハーマイオニーを見送ると私は飲んでいた紅茶を飲み干し大広間を出る

私は中庭へ出ると自分のほうきを使い森へと向かう

森へつくと私はハリーから借りた透明マントを使い姿を消す

少し歩くと木々の中に不釣り合いな真っ白なドアがある

ゆっくりとドアノブを回せばドアの向こう側には沢山の本がある部屋につながっている

いつもの様に本を数冊借りていく

えっと…前に読んだ本の続きは……

？「誰かいるの？」

私は急いで本を透明マントへ隠すと息を殺し声のした方へ振り返る

透明マントのおかげで見えないと思うけど…

そこにはふわふわの髪の毛に傷だらけの顔の男の子が立っていた

…同じグリフィンドールの服だ

でもここはホグワーツじゃないはず

男の子は少しずつ私の方へ近づいてくる

？｢ジェームズ？｣

そう言うと男の子は私の透明マントを取る

貴女｢なんで…｣

ルーピン｢あれ､ジェームズじゃなかった…､君は？｣

貴女｢…A…黒崎…｣

ルーピン｢僕はリーマスJルーピン､よろしくね｣

ルーピンはポケットからチョコレートを取り出すと私に差し出した

ルーピン｢同じグリフィンドール生なんだね､日本人だよね？｣

貴女｢うん｣

ルーピン｢同じグリフィンドールならすぐにわかったはずなんだけどな｡ところでその透明マントは？｣

貴女｢友達から借りたの｣

ルーピン｢友達ってジェームズの事かい？｣

貴女｢ジェームズ？いいえ､ハリーよ｣

ルーピン｢ハリー？｣

貴女｢えぇ､ハリーポッター｣

私がそう言えばルーピンは信じられないという顔をして私を見る

ルーピン｢ハリー…ポッター？｣

貴女｢えぇ…それがどうしたの？｣

ルーピン｢もしかしてだけど…こんなこと言うと変なやつだと思われるかもしれない､A君もしかして未来から来たのかい｣

貴女｢未来？｣

ルーピンは私が来た扉を指さす

ルーピン｢君が来たのはあそこの扉だろ？｣

貴女｢えぇ､｣

ルーピン｢やっぱり､噂は本当だったのか｣

ルーピンは嬉しそうにチョコレートを口に含む