2話 ページ3
目を覚ますと私は白澤様の部屋に寝ていた
私寝てたの…？
目を擦りながら体を起こすと白澤様が部屋のドアを開けた
白澤｢おはようAちゃん､｣
貴方｢おはようございます白澤様｣
白澤｢おいで紅を塗ってあげる｣
私は白澤様の所へ行くと鏡の前に座る
白澤様の細くて綺麗な指が私の唇をなぞる
白澤｢はい出来たよ｣
貴方｢ありがとうございますっ､ねぇ白澤様｣
白澤｢ん？どうしたの？｣
貴方｢紅を少し貸してください｣
白澤｢いいけど…何に使うの？｣
私は紅を指につけると目元に塗る
白澤様の様にしたかったが目尻に付けたため上手くいかなかった
貴方｢どうですか？白澤様とお揃いにしたかったんですが…失敗です｣
白澤｢そうだったのかい？なら言ってくれれば良かったのに〜｣
貴方｢次からは頑張ります！｣
白澤｢ふふっ頑張ってね…でもそうやってると､確かにあいつそっくりだ｣
貴方｢へ？あいつ？｣
白澤｢ううんなんでもなーいよ｣
貴方｢そうですか､ではお店の準備をしてきます｣
私はお店にでると､もう桃太郎さんが準備を始めていた
貴方｢桃太郎さんおはようございます｣
桃太郎｢Aさんおはようこざいます！｣
私は薬の在庫の確認をしていると桃太郎さんが声をかけた
桃太郎｢Aさん凄いですね､昨日来たばかりとは思えないよ！｣
貴方｢え？…昨日来たばかり？｣
どういう事だろう…私前からここで働いて…
ズキっと頭に痛みが走る
白澤｢どうしたの？｣
桃太郎｢いや､Aさんがすごいって話を｣
そう言いかけた時､白澤様が桃太郎さんの額に指を当てた
桃太郎｢あれ？なんの話をしてましたっけ｣
白澤｢さぁーね？さて､そろそろ店を開けるよ｣
桃太郎さんが店を開けているあいだ白澤様が私の頭を軽く撫でた
あれ…さっきまでの痛みがなくなった…
白澤｢大丈夫？顔色悪いけど｣
貴方｢大丈夫ですっ！｣
白澤｢そっか､無理しちゃダメだよ？｣
白澤様は目を細め微笑んだ
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幻想見る主人 - 更新楽しみです！頑張ってくださいな！ (2018年1月18日 22時) (
レス) id: 2c36b5953f (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 白澤様かっこいいですよね！更新楽しみにしてます！ (2017年11月24日 17時) (レス) id: 8c9529d2c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムーマン | 作成日時：2017年11月20日 1時
