【誕生日】黄瀬涼太 _1_ ページ3
今日は私の誕生日!
涼太は覚えてくれてるかな…?
まぁ、今日涼太にデートに誘われたし、
きっと大丈夫だよね!
服はどうしようかな〜
《〜〜〜♪》
涼太から電話だ!
「もしもし?」
『もしもしAっちっスか?』
「そうだよ。どうしたの?」
『いや…実は今、急遽仕事が入っちゃって…
風邪で撮影出れない子がいるから、
代わりに出てくれって言われちゃったんス』
「そうなんだ…
じゃぁ今日の外食デートは無理だね」
『ゴメン!Aっち!!』
「仕方ないよ!仕事だもん。
また今度デートしようね」
『ありがとうAっち!大好きっス!』
「私も大好きだよ涼太。じゃあ切るね」
はぁ…お祝いの言葉くれなかったし、
きっと忘れてるんだろうな…
《〜〜♪〜♪》
今度はお母さんからか。
「もしもし?」
『もしもしA?お母さんだけど』
「どうしたの?」
『あなた今日誕生日でしょう?
お父さんもお母さんも仕事休みだから、
一緒に外食しようと思って』
「本当?行きたい!」
『もうお店は予約してあるわ。
私達はちょっと遅れそうだから、
先にお店に行ってて頂戴。
7時半までに◯◯っていう店よ』
「わかった。じゃあまた後でね!」
あ、7時半までにって…
今から家でなきゃじゃん
ま、準備は出来てるし…
「行ってきまーす」
タクシーを捕まえ、行き先を告げる。
暫く乗ってると、着いたみたいだ。
お勘定を済まし、タクシーを降りる。
「凄い高級そうな店だな…」
中に入ると、店員に話しかけられる
「いらっしゃいませ」
「すいません、予約していた(人1)です」
「(人1)様でしたか。では、どうぞこちらへ」
そういって、席まで案内される
「こちらのお席です。ごゆっくりどうぞ」
夜景が見える…綺麗だな……
ん?あれ?食器が二人分しか用意されてない
不思議に思っていると、電話が掛かってきた
《〜♪〜〜♪》
「もしもしお父さん?」
『もしもしお父さん。
実は急な仕事が入って行けなくなったんだ。ゴメンな』
「そっか…大丈夫。仕事頑張ってね?」
『あぁ。お誕生日おめでとう』
涼太もお父さんもなんなの…
そう考えていると、後ろから肩を叩かれた。
振り返った先にいたのは_____
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作者名:ユズナ x他1人 | 作成日時:2015年4月5日 3時