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その日から、少しずつおかしな事が起きるようになった。
松村「お前、教科書忘れたの？」
A「え？忘れてないけど。」
ほら、と彼に持っている教科書を見せる。
松村「なんだよ、普通に持ってんじゃん」
A「どこ情報？それ(笑)」
松村「いや、あいつが言ってた」
そう言って、北斗くんは美玖ちゃんを指さす。
A「え、美玖ちゃん？」
松村「あいつが友達にそんなこと言ってんの聞こえたから」
A「えー、誰と間違えたんだろ...。」
・
そんなことが度々続いたけれど、
特に私にすごく害になることはなかったから
特に気にしていなかった。
愛理「ねぇ、なんか美玖ちゃん怪しくない？」
A「え？なにが？」
愛理「だってさ、Aの変なウワサたててるのって
いつもあの子だよ？」
A「でも、私別に何も迷惑してないし...。」
愛理「なんかあったらちゃんと言ってね？」
A「ありがと」
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作者名：かのまる
| 作成日時：2020年11月14日 14時
